概要
エルデンリングに登場するキャラクター。
基本的にはラーヤと言う名前を名乗っており、ゾラーヤスは本名。
本筋の物語にはほぼ関係しない、サブクエストのメインキャラクターであり、基本的には関わっても関わらなくても問題のないキャラクター。
その一方で、そのキャラクター性から人気が高く、本作におけるヒロイン候補の一人。
人物
彼女と出会うことになるのは、ゲーム序盤のエリアの一つである湖のリエーニエでのこと。
大切な首飾りをならず者に奪われたので、取り返してほしいと言う依頼を主人公である褪せ人に頼み込み、その依頼達成することで、彼女とのイベントを進めることができる。
基本的に性格は素直で人懐っこい。彼女の育ての親にして現在の主人である火山館の女主人タニスを母と慕っており、彼女の為に英雄と呼ばれる存在を火山館に集める仕事を行なっている。
血の繋がりは無くとも、養母であるタニスからも「いい娘」であると語られ、本当の娘として愛情を寄せられていることが会話の節々から覗える。
しかし、どうやらその出生には後ろ暗い秘密があるらしく、タニスからはゾラーヤスがそれを知ってしまうことを心配されてもいる。
外見
顔つきは眉毛が薄く、金色の髪を三つ編みに編んで頭の両側でドーナツのようにまとめている髪型をしている。口元にほくろがある。
特に目を引く特徴として、緑色の服を着込んで、背は猫背と呼ぶほどに大きく前のめりになっているが、これは後述の理由によるもの。
正体
彼女の正体は人と蛇の間の存在である蛇人。
真の姿は巨大な蛇に細い手足が生えており、蛇というよりトカゲが二足歩行しているような姿をしている人間。また、彼女だけは真の姿の上に緑色のマントの様な服を着込んでおり、通常の蛇人とは区別されている。
その一方で、彼女自身はこの姿を忌避しているわけではなく、あくまでも褪せ人を始めとして火山館に呼び込む人と接する際に、無用な警戒心を与えない為の配慮である。
人気
本作のヒロインとも言える魔女ラニに並ぶほどに人気のキャラクター。
真の姿を隠しながらも、その姿自体には強い誇りを持ち、養母であるタニスには強い思慕の念を抱き、褪せ人にはあけすけな信頼を寄せる人の良さに加え、うっかりと大切な首飾りを無くしたり、自身の正体を褪せ人に知られたりするなどのドジっ子属性も持っており、とにかく属性が多い。
その上、芯の強さを持ちつつも女性らしい儚さを垣間見せ、出生の秘密を知った末の悲劇的な結末など、非常に濃密なサブイベントが用意されていることから、彼女に惹かれるプレイヤーは多い。
彼女の個人クエストの最後、自らの出生を知って絶望したゾラーヤスは、褪せ人に自らを殺すよう懇願する。
彼女の願いを聞くか、彼女の尊厳を踏み躙ってでもタニスの薬を使って全てを忘れさせるのか、それとも・・・。
余談
ファンタジー小説家タニス・リーの『平たい地球シリーズ』の『闇の公子』に、ゾラーヤスという魔女が登場する。作者の名前もあいまって、これが元ネタではないかと考察されている。
関連タグ
旅に出ようと思います
火山館のタニスの娘として いつか、母の志を継ぐために
さようなら
いつも優しく、とても厳しい 私の英雄様.