CV:上田麗奈
概要
アルヴァン王国の隣国・スオイゲル王国の貴族ヴィコーネ伯爵家の娘。
ヴィコーネ家は魔術の大家で、その血を引く彼女もまた生まれながらにしてその才に恵まれ、幼くして優れた魔法使いになった。
その能力を見込まれ、ヴィコーネと縁あるトウアハーデに請われルーグ・トウアハーデの魔術の家庭教師を務める。
容姿は幼さがあるが、それとは裏腹に年齢はルーグより3つ歳上。ヴィコーネの女性は成長と老化が遅い傾向があるらしく、彼女の悩みの種となっている。
ちなみにルーグの母エスリは(身分を隠しているが)ヴィコーネ出身であり、ルーグにとってディアは母方の従姉に当たる。
ルーグにとっては今生にて初めて長く接した同年代の異性の友人であり、同時にお互い初恋でもある。
家庭教師の期間が終わり帰国した後もルーグがこっそりヴィコーネ領を訪れる形で関係を続けていたが、出会って10年ほど過ぎた頃になってスオイゲル王国内でクーデターが起こり、ヴィコーネ家が属していた王族派が増長した貴族派に倒されたことで否応なく巻き込まれることになる。
強力な魔力持ちの貴族令嬢という破格の価値ゆえに貴族派にその血統を狙われた末、引き渡しに抵抗する領民と貴族派兵士との争いに発展したことから、父親のヴィコーネ伯爵は秘密裏にディアの暗殺をトウアハーデに依頼。その依頼を受けたルーグの手引きで自害を装ってアルヴァン王国に亡命し、非常時に備え用意されていた戸籍を使い'''クローディア・トウアハーデ'''として第二の人生を歩むことになる。
ちなみに続柄はルーグの妹となっている。
能力
二重属性:火・土属性を保有。二重属性持ちは滅多にいない(ルーグは特殊)。
魔術の才能:自他ともに認める天才。魔術文字の理解や正確な呪文詠唱、精密な魔力制御など。何らかの補正スキルを保有している可能性あり。
魔術開発:ルーグが持ち込んだ現代科学知識の片鱗も応用できる理解力と直感力。ルーグの「式を織るもの」と合わせることで新しい魔術を使用可能にする。
銃撃:土と火の複合魔術。ルーグから教わることで習得。風属性が無いため精密さにやや欠ける?