概要
CV:赤羽根健治(12歳以降)、小市眞琴(10歳までの幼少期)
本作の主人公。作品世界における四大国家の一つ「アルヴァン王国」の暗殺貴族・トウアハーデ男爵家の長男(嫡男)であり、次期当主。
暗殺者であった前世から受け継いだ技術、経験、知識、さらには家系の秘術と魔法で相乗効果を生み、神すら殺す暗殺者に成長していく。
それと同時に、前世で実現できなかった「幸せな生き方」を模索する。
歴代トウアハーデの中で技術習得・試験合格の最年少記録保持者(前記録保持者は実父キアン)である。
イルグ・バロール
身分を偽るためにルーグ誕生と同時に"生まれた"架空の人物で、"大都市ムルテウを拠点とするバロール商会会長ベイムネク・バロール(CV:玉野井直樹)の妾腹の子"である。ルーグは最終試験合格後、外での修行として「商人イルグ」として大成することに挑むこととなる。
ベイムネクはトウアハーデ家に借りがあるとのことで、架空の妾腹の子を持つことを快諾していた。一方、ベイムネクの妻ミラ・バロール(CV:愛河里花子)はイルグの正体について知らされていないため、イルグのことを嫌悪しているが、イルグがある品物を作り披露した際にはそれを気に入り、口コミで広めるという形で協力している。
サフィル・オグマ
ルーグが身分を偽るために用意された架空の人物(戸籍)の一つ。"鍛冶師の息子"という設定になっている。
前世の暗殺者
CV:森田順平
転生時は初老の男性で、とある組織の忠実な「道具」として活動した。年齢から引退を決意し、「自分の好きなように弟子を育てる」ことを夢に思ったが、火種になることを恐れた組織により始末される。
本来、記憶や人格を浄化されて転生するところに女神が現れ「転生から18年後、魔王討伐後に厄災と化す勇者を暗殺する依頼」を引受け、記憶は浄化されずに「人生最高のステータス」や「5つのスキルボーナス」を手に入れ、ルーグに転生する。
能力
女神による便宜
人間として限界値の身体能力&魔力:『超回復』と『成長限界突破』により向上中。
超回復:Sスキル。対象は体力・魔力・怪我など。デフォルトで回復倍率100倍で転生後も成長中。
式を織るもの:Aスキル。神が創った魔術以外の独自の魔術を創れる。科学知識を応用可能。勇者殺しの要。
成長限界突破:Bスキル。体力・魔力の成長限界を無視する。勇者との差を少しでも埋めるため採用。
体術:Cスキル。文字通り体術全般に才能と攻撃補正が付く。補正率は剣術などより劣るが暗殺者は武器を選んでいられないので採用。
???:Dスキル。読者視聴者にも秘匿。ルーグ曰く「神は見る目がない」「使い方次第で切り札になる」らしい。
魔法属性"四重属性":火水風土を保有。成長率が半減するペナルティがあるが努力でカバーする。
前世から引き継ぎ
白兵戦技術、狙撃技術、人心掌握(洗脳)術、科学知識、調理技術
転生後に会得(一例)
トウアハーデの魔眼:トウアハーデの秘術。視力全般強化と魔力可視化付与。外科手術で得られる。
鉱物錬成:土魔術と式を織るもの、科学知識を組み合わせることで希少金属や合金、特殊な鉱石を錬成する。ルーグの主力。
銃撃:土・火・風属性の複合魔術。仕組みは火縄銃と変わらないがタングステン製の大口径ライフル弾を無煙火薬以上の火力で射出するため、威力は地球製ライフル銃をはるかに凌ぐ。
砲撃:銃撃の大砲バージョン。
他、対勇者用魔術をいくつか研究中。
関連タグ
変装:暗殺稼業を行う時には黒髪に染めたり、偽名を名乗ったりしている。また必要に応じて女装をすることもある。
夢精:とある場面でルーグがやらかした粗相。十代の肉体に初老の精神というアンバランスに加え、美少女が複数近くにいるという環境、超回復スキルも悪い方向に働いたと見られる。この粗相以降、彼は「処理」に煩わしい思いをし続けることになる。