女神(暗殺貴族)
あんさつきぞくにとうじょうするめがみ
CV:田村ゆかり
地球にて暗殺された、とあるベテラン暗殺者をルーグ・トウアハーデとして異世界転生させた神様。
『自分の管轄世界が、魔王を倒した勇者に滅ぼされるので勇者を始末してほしい』というのが異世界転生の理由とされている。
銀髪銀眼、かつ整ったプロポーションを持つ美女だが常に嘲りめいた微笑を浮かべている。
フランクかつ人を小馬鹿にした話し方も相まって、尊敬も信用もしがたい人物となっている。
趣味なのか、目を付けた刺客候補の文化に合わせたコスプレをする。
上記で『理由とされている』と断言していないのは、この女神が極めて胡散臭いからである。
まず、ルーグの「自分と同じように転生する魂は他にもいるのか」という問いに対し「少なくとも今はあなただけ。こういう偶然をいくつも起こすわけにはいかない」と答えているのだが、この答えは嘘は言ってないが正確でもないというヤツで、実際はルーグよりも前の時系列で何人もの異世界転生刺客を放っており、(試行錯誤の過程と言えなくもないが)勇者の始末という仕事をどこか愉しんでいる節がある。
また、ルーグはスキルと魔術を用いて貴金属や希少金属を錬成するのだが、術式に「元素の比重、融点、原子量」が使われていた-つまり術式が「地球の物理科学準拠」であることが分かっており、この事も女神が信用できない理由となっている。
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する ルーグ・トウアハーデ
タルト(暗殺貴族):ルーグに出会うように啓示したらしい
世界保全システム管理官No.3800-これが彼女の本当の肩書き、もしくは本名である。更に言うと上司に当たる超越存在もいる。
アニメ10話では、600人以上(或いは600回以上)の異世界転生刺客を放つと同時に、得られたデータから勇者暴走を阻止できる可能性が高い方法を演算で導き出そうとする様子が描写され、仕事はキチンとしていることが判明した。