概要
ウトウトと…Zzz…
あるいて…ベッドに… もぐっちゃえ…Zz…
おきてから… ホンキを…出すぞぉ…
Zz…Zz…z……
星のカービィディスカバリーに登場するコピー能力「スリープ」の進化系。
頭部に三日月の形状をした枕が付き、本格的なベッドで深い眠りに就く。地味ながらベッド出現の瞬間には攻撃判定アリ。
進化前と違って眠るタイミングはプレイヤーの任意になり、すいこみ以外の基本アクションは全て問題なく行える(要はすいこみができないすっぴんと言える)。
スリープより睡眠時間が長くなるものの、使用するまでは自由なため好きな場所で寝る事が可能で、体力も過去作より大幅に回復する。
さらに起きてから本当に本気を出したようで、能力使用後は「ワドルディの道具屋」のアイテムで得られる3種類の能力アップ(ライフアップ・アタックアップ・スピードアップ)のいずれかの効果がランダムで得られる。
効果はアイテムのものと同一。唯一の違いはアタックアップとスピードアップの制限時間に関してで、アイテムの場合は重ね掛けで最大999秒(5個分)まで伸ばせるのに対し、ディープスリープはどうやっても200秒より長くはならない。ただし、ディープスリープの後にアイテムで重ね掛けすることは可能となっている(なので、道具屋に行く前に「ワドルディの武器屋」を使えばコインスターを最大で600枚節約できるという小技も)。
また、睡眠時間が長くなったものの、捨てた別のコピー能力が消滅する前に目覚めることはできるので、能力を捨てる→ディープスリープをコピー→眠る→目覚めたら捨てた能力を再取得ということも可能。
コピーのもとがあれば何度でもディープスリープを行えるため、上記の繰り返しもできる(回復効果と併せ、コロシアムで有用となる)。
更にこの能力、ベッドが高性能なのか本当にどこでも寝れる。
水面だろうが、トゲ床だろうが、毒沼だろうが、マグマ床だろうが平気で寝れる。ただし、大穴やプレス機などは流石に寝れずにダメージを受ける。
このようにデメリットがほとんど無い、進化前とは比べ物にならないほど優秀な能力となっているため、もしコピーできるチャンスがあるならしておいた方が得だろう(回復禁止とか能力アップ禁止とかの縛りプレイをしているなら話は別だが)。ただし優秀なだけあり、進化のための設計図が手に入るのはストーリー終盤となる。
なお、この能力を持っている間は常に半目(寝ぼけ眼)になる。能力取得時のポーズ(ワドルディの武器屋でならよく見える)も十字ボタンでのアピールも、更にはガードやスライディングも全部半目のまま行うというシュールな光景を目にすることになる。