CV:下山吉光
概要
滅び行く神々の一人にして冥府の王サトゥンの息子で、弟にデスパーとオウケンがいるが、オウケンは不老不死の身体が原因で発狂してしまい、投獄せざるを得なかった。
父に似た異様に裂けた口とギザギザに尖った歯、鷲鼻が特徴的な男だが醜悪な自分の容姿にコンプレックスを抱いており、自分とは対照的に異性にモテたデスパーには対抗心を持っているだけでなく、民が造った城下町の銅像は自ら顔を潰している。
デスパーとは遠い場所にいても口に手を当てることで会話ができるほか、父親譲りの超能力によって雷撃が得意。
得物は棘のついた巨大な金棒。
サトゥンが不老不死の為に多くの民を犠牲にしていた時代に父に反旗を翻し、対抗するには勝ち方を知る傭兵に頼るしかなく、父の非道と同じような戦術に葛藤しつつもサトゥンを追い詰め討伐し、新たな冥府の王に即位。文武両道で国民からの信頼も厚い名君であり、王様ランキングの順位も2位。
デスパーと勘違いしてやって来たボッジのあまりの非力さに彼を追い出したのち、オウケンを救うべく冥府の罪人を連れ帰り、首謀者であるミランジョを殺す目的でボッス王国に赴く。
ドーマスを下したのち、まずはギガンを再投獄しようとしたがボッジに阻止され、そのボッジがデスパーの弟子だと知るとデスパーに連絡。
彼から後の事を任せてほしいと頼まれ、ギガンを騎士団に加えたうえで冥府に帰還。その後は冥府の玉座からデスパーを援護し、デスパーが魔神に願いを叶えてもらう直前まで計画は進んだもののダイダの横槍で失敗に終わる。
そこで王様ランキング1位を受理して神々の宝物庫へと向かい、歴代の王が選んだ剣の入手を拒み魔神の子の元へ。
魔神の力でオウケンを救ったものの、代償として記憶を失い廃人同然となってしまい、
旅に出たボッジが彼と再会してもその変わりようにボッジからデスハーだと気づかれなかった。
後に食料を恵んでもらった時は食料を持っていた女性に金品を、ボッジにはピンチの時にのみ発揮する力を授け(だが上手く言葉を話せないボッジの名をオッイェと誤解する)、後にボッジはザキ神の即死魔法から生還した。