概要
ニューコム社が開発した戦闘機。『エースコンバット3』に主に登場する。
同社の優れた航空技術を用いた航空機群・Rナンバーシリーズの中核となる主力制空戦闘機シリーズ。ニューコム社がリードしている航空宇宙産業の技術が活用されており、新素材や高出力エンジン、機体表面の気流を制御する層流制御技術などが用いられている。もちろん、この時代の戦闘機の操縦システムとして一般的なコフィンシステムも採用している。
R-101 デルフィナス#1
デルフィナスシリーズの1号機(メイン画像奥の機体)。マルチロール機。
機体の9割に新素材を使用している他、層流制御技術も取り入れた独特の流線形ボディに、新開発の高出力エンジンを組み合わせた機体。
後にUPEOにもR-101Uとして供与された。
兵装は機銃はヘビーマシンガン。ミサイル系は通常ミサイル、アンチナノバイト(対ナノマシン無誘導爆弾、特定ミッション限定)。
全長 | 20.48m |
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全幅 | 12.6m |
全高 | 4.1m |
総重量 | 8,098kg |
最高速度 | 2,856km/h |
エースコンバットインフィニティ
アップデートにより追加。
3と違いファイターカテゴリーとなっている。
3のハイエンドCG版がベースとなっているが、搭載場所が不明であった機関砲がコックピット左側に追加されており、主翼には兵装ステーションが追加されている。
高コスト機体に見合う高性能機となっている。
特殊兵装はHCAA(高積載空対空ミサイル)、LAAM(長距離空対空ミサイル)、4AAM(4目標マルチロックオン空対空ミサイル)。
使用時にはHUD表示やSE、ナビゲート音声などがエースコンバット3仕様に変更される。
コックピット視点でもADF-01等の機体と違い、視界を遮るものが無いコフィンシステムの表示となっており、HUD視点同様の視界となっている。
通常機体のデフォルトスキンはロービジ系グレー迷彩。特別機体は青白のニューコムカラーとなっており、垂直尾翼のエンブレムはニューコム社のロゴ固定となっている。
R-102 デルフィナス#2
デルフィナスシリーズの2号機(画面左前の機体)。マルチロール機。
R-101の改良型。双発機だったR-101から高出力エンジンを1基搭載する単発機となっており(それでも出力はR-101を上回る)、翼面荷重を低下させることで旋回性などの機動性を向上させている。
また、胴体はブレンデッドダブルボディという上下二段の構造に変更。これによりより空力を能動的にコントロールできるようになっている。
兵装は機銃はヘビーマシンガン、パルスレーザー。ミサイル系は通常ミサイル、スプレッドボム(特定ミッション限定)。
全長 | 20.52m |
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全幅 | 13.2m |
全高 | 4.5m |
総重量 | 9,057kg |
最高速度 | 3,304km/h |
R-103 デルフィナス#3
デルフィナスシリーズの3号機(メイン画像上部の機体)。先進戦闘機。
R-102を強化した機体でシリーズの最新型。『3』のオープニングムービーは、シンシア・ブリジッド・フィッツジェラルドが操縦する本機がテスト飛行を行う場面から幕を開ける。
今までのデルフィナスシリーズのコンセプトはそのままに、新型機と同等の膨大な資金と時間を費やして開発された機体。その形状はR-101からかけ離れており、ニューコムによるとバージョンアップというよりは全く新しい機体であるとのこと。
最新の設計技術が適用されており、それまで機体の一部のみにしか適用できなかった一体成型技術を機体全面に適用することで、空力特性を更に向上させている。また、高機動化のために再びエンジンを2基搭載する双発機に戻されており、カナード翼や尾翼の追加等の改良が施された他、対地攻撃も考慮して機体の大型化がなされ、能力面では全てにおいて申し分の無い性能を持っている。
設定画では可変後退翼となっているが、実際のゲームでは可変翼の設定が生きているかは不明。
兵装は機銃はヘビーマシンガン、キャノン、パルスレーザー。ミサイル系は通常ミサイル、多弾頭ミサイル、スプレッドボム(特定ミッション限定)。
全長 | 20.66m |
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全幅 | 13.8m |
全高 | 4.9m |
総重量 | 10,040kg |
最高速度 | 3,920km/h |
立体物
ディーラー製作の当日版権ガレージキットを除けばハセガワが発売した3仕様のデルフィナス#1及び#3の1/144レジンキャストキットのみとなっている。