シンシア・ブリジッド・フィッツジェラルド
しんしあぶりじっどふぃっつじぇらるど
この記事はネタバレに関する記述を含みます!
UPEO(Universal Peace Enforcement Organization)に所属するフィオナ・クリス・フィッツジェラルド(メイン画像右)の姉で、ゼネラルリソースと対立関係にある巨大企業・ニューコムに在籍。
Rナンバー(同社が開発・製造を行う航空機の通称)の開発に携わる一流の科学者にして、かつ同社の非常事態対策機構・NEU(Neucom Emergency Unit)のチーフ・コンサルティング・パイロットを務める。
両親は共にゼネラルリソースの幹部で彼女自身もかつてはそこに在籍していたが、同社の保守的な体質を嫌い革新的な社風のニューコムへと移籍した。
恵まれた環境で育ったが故にエリート意識が強く、頑なに自身の考えを曲げないわがままな面がある。
『エースコンバット3』のオープニングアニメーションは、彼女がR-103デルフィナス#3のテスト飛行を行うシーンで幕を開ける。
彼女はエレクトロスフィアの可能性を狂信的なまでに信じており、サブリメーション(人間の人格をコンピュータ上に複製する技術)に対しても尋常ならざる執着心をせている。
主人公(プレイヤー)はUPEO専用機護衛ミッションにてクラークソン代表をゼネラル・(主戦派のパーク司令の息がかかった)UPEO双方の攻撃から守り抜いた事でフィオナや代表らと共にニューコムへと移籍、シンシアとはここで初めて顔を合わせる事になる。
妹のフィオナとは性格や考え方の違いからしばしば対立する事もあり、ゲーム中でも前述のサブリメーションに対する捉え方の違いからやがて彼女とは袂を分かち、ある任務を境にニューコムから離れて全人類のサブリメーション化を目論む武装集団ウロボロスに加担していく事になるのだが………
因みに、ストーリーの中心人物となるディジョンやレナとは違い、ニューコム→ウロボロス編のルート以外では積極的にストーリーに絡むような事はない。