概要
『トキワ無双』とは、クリスト佐藤と熊手エヒメ、pixivユーザーの両氏が関わっていた実験漫画サークル(→同人サークル)。及び同名のオリジナル漫画作品。
トキワ学園を舞台に、サークル・トキワ無双メンバーの二人と、その愉快な仲間達が織り成す自虐的コメディーを2010年代に展開していた。現在は商業展開を終了。
登場キャラクター及び設定
クリスト佐藤(クリスト さとう)
熊手エヒメをいじめる事が大好きで、配信などではたびたび彼を辱めている。そのため、みかんちゃんからはあまり良く思われていない。メインキャラであるにも拘わらずマンガ内での存在感が薄く、他のキャラ達に名前も覚えてもらえない。名前は著名な梱包芸術家であるChristoから。Twitterでは(さ)と表される。
熊手エヒメ(くまで エヒメ)
セーラー服を着た変態。みかんという妹がいる。絵は上手さより趣を重視する。同志であるクリスト佐藤の無茶ぶりには迷惑しているとよく口にするが、まんざらでもない様子のドM。声が低く、配信などでは大変聞き取りづらい。名前の由来は「熊で、エロ・ヒゲ・メガネ」から。Twitter上では(エ)と表される。最近あまり描いていない。
熊手みかん(くまで みかん)
トキワ学園に通う女子学生で熊手エヒメの妹。兄譲りの天パとみかんの形をしたブローチがトレードマーク。兄を慕ってはいるようだが、彼の奇行に振り回されることもしばしば。料理が得意で、深夜原稿に向かう兄の為に料理を作ったりもする。また、りんとかよとで仲良し三人組を結成している。漫画の好みは兄と違ってメジャー路線。大のラーメン好きだったりもする。名前の由来は愛媛(エヒメ)みかんより。Twitter上では(み)と表される。
竹原りん(たけはら りん)
トキワ学園に通う女子学生。少々天然なポニーテール娘。竹猫飯店という中華料理店の娘で放課後や休みの日に店の手伝いをする事もある。店はあまり繁盛していないようで、昼食時に校内で弁当を販売するなど苦労している。B級・カルトマンガを好んで読み好きな作家の作品は必ず発売日に購入するよう心掛けている。Twitter上では(り)と表される。
桐野かよ(きりの かよ)
トキワ学園に通う女子学生。眼鏡で大人しい優等生タイプだが実は漢が入り乱れるマンガに目が
ない(周りには隠しているつもりだがバレバレ)お気に入りCPはアカギ×鷲巣。性格は見かけ通り生真面目なためみかんやりんのツッコミに回る事が多い。ビルより背の高い巨人の姉がおり手を焼いている。Twitter上では(か)と表される。
青島美海(あおしま みみ)
沖縄出身の少女。2012年ロンドンオリンピックの裏競技・ピロット銀メダリスト。蝉をスナック感覚で食べる。人語を話す謎の蛇の蛇竜(なーが)を肩に乗せている・学校に通っている様子はない、など不可解な点も多いが、「竜宮伝説」がそれらを解く鍵になっているとか、いないとか(彼女の活躍はピロット編に詳しい)Twitter上では(海)と表される。
アーネスト・ロボ子(アーネスト・ロボコ)
自称ロボット。エヒメ氏によく似た博士が恋した“エミ子”を模して作ったとされる(胸部のみ)性格は明るいとは言えず、家の中で昼夜逆転の生活を送っている。通ってはいないがトキワ学園に籍を置いている。謎の多いキャラだが、その発生は「キャラの誕生日を祝う」という企画であり、毎年10月2日には誕生日会イベントが催されている。Twitter上では(ロ)と表される。
ドリス・アーロン
200年以上前にドイツで亡くなった少女の幽霊。生き別れとなった兄によく似た姿のエヒメにつきまとっているが、その姿は見えていない。
作品・企画
同人誌
実験室vol.1
2009年制作。トキワ無双初の同人誌。
実験室vol.2『往復書簡マンガ』
2011年春制作。手紙形式で紡がれた作品。
実験室vol.3『THE CLOCK』
2011年冬制作。時間がテーマとなった作品。
TEN
トキワ無双結成前に描かれた、同一作者による合作マンガ。
WEBコミック
交換漫画日記
2010年の春から秋にかけて連載された4コマ漫画シリーズ。
みかんくんと鏡餅ちゃん
2009年の大晦日企画として行われたリレー漫画。
BON-NO
2010年の大晦日企画として行われた108コマ煩悩リレー漫画。
その他
- 台風の中でマンガを描く(上記、実験室vol.1に収録)
- 漫画教室(同じく実験室vol.1に収録)
- 電話で指示マンガ(同じく実験室vol.1に収録)
- キャラクターの誕生日会(同じく実験室vol.1に収録)
- 年賀状でマンガ
- トキワ無双のキーワード集『LOG』
- キャラクター会議
- 即興紙芝居
ほか
関連イラスト
外部リンク
トキワ無双@実験室(ブログ)