(イラスト右上)
「そんなの、ぼくだってわかんないよ! 気づいたら盗んでるんだから!」
プロフィール
概要
カクヨムで連載中のライトノベル「勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録」の登場人物。勇者の一人。ピンク髪・短パン・小柄だが成人男性である。
人物
重度の窃盗癖を持ち、意図してもしなくても物を盗んでしまう問題人物。忍耐力が致命的になく、本人もそれを自覚しているがどうすることもできない様子。物を盗むことに関しては天才的で、立件されているだけでも一千件を超える盗難事件を起こした。良心がないわけではないが自分より弱い人間にしか発揮できない上自分より弱そうと思える人間がほとんどいないため、その良心が発揮されることはかなり少ない。
経歴
個人であまりに多くの窃盗事件を起こしていたため単独犯と考えられず、広域特定窃盗組織《霧霊旅団》として聖騎士団に追われていた。三度捕縛されその度に逃亡してきたが、四度目に捕縛された時に逃亡に失敗し、「深刻な国家への反逆」という罪状で勇者刑に処される。十三聖騎士団から無意識にテオリッタの棺を盗みだし、テオリッタとザイロが契約するきっかけとなった。ただ一方で十三聖騎士団の運命を大きく狂わせたため、罰としてザイロに全身の骨を折られ(おそらく死亡し)修理場送りになっている。
能力
懲罰勇者部隊では実質兵站の役割を担っており、足りない物資をよその部隊等から盗んでいる。また目が非常に良いため、ツァーヴと組んでスポッターのような仕事をすることもある。雷杖を装備しているが扱いが下手で、命中率は非常に低い。
余談
勇者の中でもかなり問題のあるキャラクターであるため、ピンク髪のかわいらしい少年というデザインは読者に大きな衝撃を与えた。イラストを担当しているめふぃすと氏によると、「ドッタは最初三白眼のモブ顔でデザインしていましたが担当氏のアイディアでショタ成分マシマシになりました。僕のせいじゃないです」とのこと。また、書籍版で最初に描かれた挿絵は彼がやたら煽情的に酒を飲んでいるイラストで、やはり読者に衝撃を与えた。この挿絵の指定も編集の方の指示だったらしく、原作者もめふぃすと氏も驚かされたようである。(リンク先11:06のあたりから)