概要
1991年7月12日にゲームボーイ(GB)で発売された「悪魔城ドラキュラ」シリーズの一作。英題は「Castlevsnia Ⅱ Belmont's Revenge」(キャッスルヴァニアツー:ベルモンツ・リベンジ)
「ドラキュラ伝説」(以下「前作」)と同じく、クリストファー・ベルモンドが主人公である。
ストーリー
クリストファー・ベルモンドがドラキュラを退治してから15年の月日が流れた1591年。
息子ソレイユ・ベルモンドの成人の儀式が行われていたがソレイユは忽然と姿を消した。
実はドラキュラは完全には倒されておらず、崩れた城から蝙蝠の姿になって飛び去っていた。(これは前作のエンディングでも描写されている。)
クリストファーへの復讐を誓ったドラキュラは、ソレイユがヴァンパイア・ハンターになるまで雌伏の時を過ごし、ソレイユを操って肉体の復活を目論んだ。
クリストファーはソレイユを救うため、ドラキュラが待ち受ける城に単身向かっていったのだった。
ゲームの特徴など
本作では、前作からの反省点を踏まえて、大幅に改善されている。
まず、前作では使えなかったサブウエポンが、聖水とクロスの2つだけだが使用できる。使用感覚もFC版とほぼ同じなので、シリーズ経験者ならばすぐに使いこなせる。
次に、遅かった移動速度も大きく上がった。
全部で7つのステージがあるが、最初の4ステージは「ロックマン」と同様に、自由に選択が可能。そのためか、セーブはパスワード方式が採用されている。
前作から引き継がれている点は、階段ではなくロープを使って移動する点や、ムチを2段階強化すると、先端から火の弾を放つ点である。
そして、6番目のステージで操られたソレイユと戦うことになる。
ヴァンパイア・ハンター同士の戦いが描かれたのもシリーズ初の出来事である。
関連イラスト
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関連動画
プレイ動画