概要
1989年10月27日にゲームボーイ専用ソフトとして発売された、「悪魔城ドラキュラ」(Castlevania)シリーズの第3作目。英題は、「Castlevania:The Adventure」(キャッスルヴァニア ジ・アドベンチャー)。
続編に「ドラキュラ伝説Ⅱ」、リメイク作品に「ドラキュラ伝説ReBirth」がある。
主人公は、シモン・ベルモンドの先祖クリストファー・ベルモンドで、1作目のストーリーでも「英雄」として名前のみ登場していた。
2019年5月16日には、「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」の1本として移植された。
ゲーム
1作目と同様、クリストファーを操作して4つのステージを進み、ドラキュラを倒すことが目的である。
特徴としては、ムチを2段階パワーアップさせると、ムチから火弾を発射することである。
しかし、敵に当たると1段階ダウンしてしまうため、当たらないように気を配る必要がある。
また、移動手段は従来の階段ではなくロープを使って昇降するのも特徴で、ロープを使わないで落下するとスクロールが追い付かずミス扱いとなる。(次作「ドラキュラ伝説Ⅱ」でもロープを使う。)
ゲームボーイ本体の発売(1989年4月21日)からまだ半年しか経っていないこともあって、クリストファーは動きが遅い上にジャンプも低く、サブウエポンも装備していない。従来のサブウエポンの使用回数を増やすハートは、本作では回復アイテムに変更されている。
さらに、ギリギリの位置から飛ばないと届かない足場があったり、即死の仕掛けもあったり、敵の耐久力も高めなど、難易度はシリーズ全体を見ても高い部類に入る。
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悪魔城ドラキュラ/キャッスルヴァニア/Castlevania
【前作】ドラキュラⅡ呪いの封印
【次作】悪魔城伝説