「ここにはもうアナタの味方はいないんだよ、アルベルト」
概要
CV:土師孝也
元々孤児だったが、王に拾われ育ててもらった。さらに現在の職に任命され、長年王を支えてきた。しかし、それは決して王に恩義を感じていたわけではなく、フェイ王国の新たな王に成り代わるための、クーデターを起こす機会を狙っていたからにすぎなかった。
そして、王とその娘・スターラ姫以外がドルフ一派で固められる「地球一周旅行」時に、王を裏切ってクーデターを決行した。
その本性は非情な野心家で、先述の一連の行動を「正当なる神の裁き」といってはばからない傲慢さも持つ。
クーデター決行後は、王と姫のもつウッドキューブを手に入れ、古代兵器を蘇らせようと画策する。しかし、スターラ姫を追い詰め、調子に乗って王のウッドキューブを奪い取ろうとした瞬間、足がもつれてつまづき、転倒しそのまま死亡、というバカバカしい最期を遂げる。
配下の兵士は、この直後に掌を返して姫についたが、王に不義理を働いたドルフ自身もまた、あっさりと部下に裏切られたのは因果応報である。
1度きりのキャラで、それも原作ではたいした出番はないのだが、アニメではどっかの誰かを髣髴とさせるような悪辣さを示すシーンや、土師孝也氏の悪役ボイスも相俟ってなかなかに印象強いキャラになっていた。
その後、本編では登場しなかったが、ゲーム版ではオープニングにて突如蘇り、古代兵器を引き連れ旅行中の母船を掌握したが、アルベルト王から受け継いだスターラ姫のウッドキューブが奇跡を起こす…という創作物語に登場している。
特典の花札では「菊のカス」に登場。天使の輪っかが頭にある。
ゆっこの夢の中とはいえ、ほのぼのギャグ漫画の日常では正当派の悪役と言える。