CV:藤村有弘(旧版)、名古屋章、栗田貫一(リメイク版)
概要
イギリカ国ドンドン市出身の政治家。
ひょうたん島に取り残された子供達がサロンの中に置いてあったTVをつけた時、TVの中で演説中の彼の姿が映し出された。
子供達がまじまじと見つめている中、民衆に詰め寄られる形でTV画面から転げ落ち、ひょうたん島の島民となった。
その後、海賊達からの手紙を受け取る代表者を選ぶ選挙で一位を獲得し、ひょうたん島の大統領となった。
劇中ではトラヒゲとよくつるみ、何かと行動を共にすることが多い。
演説を始める時は「みなさ~ん」から始まり、「ブフブハ」「ハタハッハ」等、独特の笑い声を挙げるのが大きな特徴である。
『グレートマジョリタンの巻』では「海水に砂糖を混ぜれば、水道水と同じ様になる」とぶっ飛んだ考えを持ち、それを実行したが当然、そんな水は水道水の様になる筈もなく、「甘くて塩っからい」等、散々酷評された。
そしてその水をがぶ飲みしたせいで『糖分塩分カタカタル』なる大病を患ってしまい、ムマモメムから『24時間以内に真水を沢山飲まないと死んでしまう』と診断され、生死の境をさ迷う羽目になってしまったが、子供達のお陰で事なきを得た。
リメイク版『魔女リカの巻』は、彼が回顧録を執筆しながら当時を振り替えるスタイルで物語が始まった。
こぼれ話
リメイク版を製作する際、藤村氏はすでに故人となっていたことから代役の選定が難航し、藤村氏のイメージが強すぎることから軒並み断られたという。なお笑福亭鶴瓶にもオファーがあったという。
栗田貫一氏については、原作の井上ひさし氏がモノマネ番組で披露したモノマネから直々に指名があったという。
ちなみに独特な笑い声の理由は台本の誤植を藤村氏がそのまま読んだため。