「……耳に触らないで!」
「これがあなたの実力?見てなさい、私のフルパワー!」
プロフィール
型式 | 補助型(解源) |
---|---|
所属 | 工兵部隊 |
性別 | 女性 |
精神年齢 | 15歳 |
起動日 | 11月1日 |
身長 | 157cm |
体重 | 40kg |
循環液型 | AB型 |
好きな贈り物 | 「ドールベア」 |
CV | 千本木彩花 |
概要
工兵部隊の副隊長。(隊長はカレニ―ナ)。中国語では「布偶熊」、英語では「Teddy」表記。初登場は本編19章「暁の境界」。彼女のプログラムやハッキング技術は作中トップレベルである。後方支援が多いが必要と思った際は危険を顧みず突っ込んでいく。そのせいでゲシュタルトに閉じ込められたことがある。
なぜか彼女と親しい人物ほど彼女を「ドールベア」と呼ばない。(カレニーナは時々ドルベ呼ばわりしている。)
人物
ルールに縛られることや借りを作ることが好きではない(早退、遅刻常習犯)。冷静で毒舌家だが、ストーリーを進めていくと指揮官を振り回したりドッキリまがいのことを実行したりとそこそこはっちゃけた性格であることが分かる。また、かなり分かりにくいが兄や妹、仲間を大事に思っており、犠牲を前提とした計画は決して立てたりしない。
歴史の英雄にすがるのではなく未来にある希望を大事にしている為、ドミニクの影を追いかけすがる人々を見ると不愉快そうな表情をする。
「アイラさん」や「カムイ君」のように、一部の人物にはさんや君を付けている。
カレニーナとは毎日のように口論を繰り広げており、隊員から呆れられている(輝暁の秘密3で、「勢いはカレニ―ナの圧勝だがドールベアもまた論理的に言い負かしている。カレニーナは126勝、ドールベアは382勝」と記載されている)。カレニーナの単純な思考回路を小馬鹿にしては「[規制音──!]」を食らっている。
イベントシナリオ「遥陽絵旅」にて「不思議だけど相性はいい」とドールベアが、叙事余録ER06「薄明射す闇塔」にて「やっぱドルベは頼りになる」とカレニーナが言っていたため、信頼関係は強いことがうかがえる。
紅茶やさくらんぼ味の電解液を好んでいる。また音楽も嗜んでおり、自身も少し作曲ができるが音痴かつ楽器はダメらしい。
いつかメンテナンス屋かゲーム開発をしたいと思っている。
機体
解源(BPD-27)
本編29章「ソースビーコン」からこの機体で登場した。カレニーナ曰く、本人が嫌がるから塗装と部品を少し変えただけの機体らしい。使用武器は戦術ヘッドホン。トレンドマークは熊耳モチーフの逆元装置。触ろうとすると怒られる。汎用式、改、終ではそれぞれ生足かタイツ(?)かニーソか選べる。Aクラスの補助型で、エネルギーパラメータは闇90%・空10%だが、与ダメは全て闇属性である。エフェクト「紊乱」を所持している。何故空属性の特性があるかは不明。(唯一の空属性との混合属性持ち)これらの情報は伏せられた状態で実装された。
非ハック状態では赤、黄シグナルのみ有効。ハック状態では青シグナル3チェインを無制限に獲得可能。どちらの状態でも1シグナルショットするごとに速算値1Ptを獲得する(最大9Pt)。3Pt以上溜まった状態で攻撃ボタン長押しすることで強力な技を撃つことができる。9Ptまで貯めるとダブシグナルを獲得し、通常攻撃長押しをすると体力を回復し闇属性のバフをかける。
バフをかけやすく火力も高い為包囲討伐に彼女が来ると湧く指揮官もいる。
少々ネタバレ(暁の境界以降)
彼女の本名は「クリスティーナ・ノルマン」。ノルマン復興戦でおなじみのノルマン鉱業グループの令嬢である。家族構成としては兄レオナルド、妹ヴィクトリア、祖父チャールズ。父親は戦死した。母親に関する情報は今現在なし。兄妹仲は悪くはないが、レオナルドにはよく毒を吐いている。何だかんだ言って3人ともお互いを心配しているらしい。
祖父はヴィクトリアをヘラルドに仕立て上げようとしていた。ヴィクトリアを助け出し3人で家から脱出することが目標だったが、妹達に幸せに暮らしてほしいと思っていたレオナルドがクリスティーナを逃がして自分は残り、結局失敗に終わった。クリスティーナは名前を捨て構造体となり、工兵部隊の任務をこなしながらヴィクトリアを諦めずに動いていた。
ソースビーコンの後半では3人でアフタヌーンを楽しんでいる描写があり、ノルマン家は良い方向に向かっていくだろうと思われたが、その後の叙事余録でヴィクトリアが誰かと取引をする場面が……
上流階級に属していた為、見知らぬ人や目上の人に対して礼儀正しく、教養のある令嬢に相応しい振る舞いを見せている。しかし決して本心を明かそうとはしない。