カレニーナ(パニグレ)
ぱにぐれのかれにーな
工兵部隊に所属する攻撃型構造体。コスモス技師組合出身で、粛清部隊のサポーターを務める。
爆発物や高火力の武器について熟知しており、バズーカを手に戦う。彼女の戦闘能力はかなり高く、執行部隊の精鋭と比べても桁違いの実力を誇る。
コスモス技師組合では建物の解体を主に担当しており、ロケット砲で爆破して解体している。
単純かつ荒々しい性格のオレっ娘で、任務も策略を巡らすよりも一直線に目標を爆破して遂行する方が得意。
勝利に対するこだわりが強く、ルシアに一度惨敗したことがあるため、彼女に対抗心を燃やしている。
幼少期の育ちの悪さ故か、激昂すると一部の台詞や戦闘ボイスに規制音が入ることもある。
一方で、他人の意見にはきちんと耳を傾けており、面倒見の良い姉御肌な一面もある。
孤児として幼少期をスラム街で過ごし、「お節介焼きのおじいちゃん」に育てられた。パニシングによる蹂躙を奇跡的に生き延び、構造体に改造された。
おじいちゃんとは死別してしまったが、彼のことを今でも慕っているようだ。
爆裂
カレニーナの初登場機体。本編には基本的にこの機体で登場している。
型式は攻撃型、初期クラスはA、武器種はキャノン砲、属性パラメータは物理80%と火20%。
近距離攻撃の通常攻撃と遠距離攻撃のシグナル・コアパッシブ・必殺技を組み合わせて戦うアタッカーであり、赤シグナルで砲弾の発射・黄シグナルで爆発発生のマーク付与・青シグナルで敵の引き寄せが可能。
3チェインのシグナルを3回発動、もしくは必殺技を発動した際にコアパッシブによる遠距離砲撃が可能となり、爆発発生のマーク付与/敵引き寄せのシグナルを使用後に発動すれば、集めた敵全員に対して大ダメージを与えることができる。
近距離と遠距離の両方からダメージを稼げるため、ストーリー攻略におけるアタッカーキャラとして使いやすく、シグナル・必殺技・コアパッシブをうまく組み合わせれば、高難易度コンテンツの高火力アタッカーとしても運用可能。
爆裂・戦闘演出
灼熱
カレニーナの新機体。外観を一新しただけでなく、ロケット砲のリミッターが解除されたことで、高熱の光波を刃のように使用して戦う。
型式は攻撃型、初期クラスはS、武器種はキャノン砲、属性パラメータは物理30%と火70%。
赤シグナル発動中に頑強、黄シグナルで被ダメージ30%軽減効果が発生するため敵との殴り合いがしやすいキャラクターとなっており、至近距離で敵攻撃を回避しながらダメージを与え、3チェイン発動で熱エナジーを確保しながら戦う戦術が基本となる。
熱エナジーゲージが50%以上貯まると熱エナジーモードが発生し、通常攻撃とシグナルで高威力の火属性ダメージを与えられるようになる。時間とともに熱エナジーは消費されていくが、3チェイン発動で熱エナジーを確保し続けることで、高威力の火属性ダメージを与え続けられる。
コアパッシブで高ダメージを与え続けられるため、シナリオ攻略時のアタッカーとしては勿論、幻痛の檻などの高難易度コンテンツでも活躍しやすい。また、火属性耐性低下のQTEを持つナナミ・波動と編成することで、より高威力のダメージ+火属性ダメージを与え続けることができる。
輝暁
「あいつがターゲットか? 先陣を切らせてもらうぞ」
「どこ見てんだよ! 全部、消え失せろ!!」
メインストーリー20章『暁の境界』アップデートで実装された、カレニーナの最新型機体。
月面低重力下での作戦行動を前提とした調整が施されており、機体設計にはあの『黒野』の構造体技術が存分に投入されている。20章本編における実質的な主人公として奮闘した。
トレードマークはウサ耳に酷似した2本の逆元装置。時折ピコピコ動くこのウサ耳は進化させるにつれて段々大きくなっていき、終いには尻尾までつく。専用補機「ルナティ」もどう見てもウサギ(※目つきは飼い主譲り)。後述のハンマーといい、やはりお月見がテーマなのだろうか…?
服装全体の印象は一言でいえばプラグスーツ。「爆裂」「灼熱」までのオーバーサイズ気味な服装から一転、シュッとしたシルエットに。そして胸部装甲は明らかに(規制音)
Sクラス装甲型。属性配分は闇属性100%の完全な闇パーティ向けの装甲型機体。
武器種は新武器『ハンマー』。打撃による質量攻撃のみならず、カレニーナの代名詞・バズーカへの変形機構が内蔵されており、柄部分には銃器のそれに類似したトリガーが設けられている。
3チェインが1セット以上揃った状態で通常攻撃ボタンを長押しすると、3チェインを順次消費してハンマーで敵をカチ上げながら自身も空中に飛び上がる「スカイフォール」を発動する。
「スカイフォール」直後の滞空中は頑強効果と被ダメージ半減効果を獲得し、この間に通常攻撃ボタン連打で敵にダメージを与え続けながら「駆動値」というエネルギーを溜めていく。この1連の流れで溜めた「駆動値」が必殺技「ホライゾンブレイク」のダメージ倍率に直結する重要な数値となる。
相互に連射可能な青黄シグナルやコアパッシブの独特の操作方法など、後発キャラ故にややこしい点も多いが、
- とにかく3チェインを沢山用意する(2セット目以降は自動配列されるので最初の3チェインさえ揃えれば他のシグナルはバラバラでも良し)
- 通常攻撃ボタン長押しで空中滞空へ移行
- ひたすら通常攻撃連打でエネルギーを溜めて高火力の必殺技へ繋ぐ…
…という1連の流れをループさせれば基本的にダメージが出せる作りになっている。その為、シグナルを直接使ってダメージを稼ぐ状況は少なく、流れさえ掴めば意外とシンプルな操作感覚と言える。特にアッパーの単発火力がずば抜けて高く、コンボフィニッシャーとしての活躍も期待できる。
親友かつ戦友。粛清部隊のサポーターとして行動を共にする場面が多い。ビアンカの髪はカレニーナが結っており、良好な関係を築いていることが窺える。
カレニーナが余計な揉め事を起こしやすい性格であるため、ビアンカがブレーキ役になっている。
一方的にライバル視している構造体。
勝負を挑む機会を日々窺っているが、毎度何らかの理由で回避されている。
イベントで度々絡む相手。ナナミのイタズラや突拍子のない行動に振り回されたり、ツッコミ役に回ることも多い。しかし、なんだかんだ言いつつ仲は悪くない。
また、彼女の高い戦闘力を知っており、いつか勝負を挑むつもりらしい。
- ドールベア
工兵部隊の副隊長を務める補助型構造体。物静かな印象に反して毒舌家。常日頃からカレニーナと他愛のない皮肉を飛ばしあっているが、「技術者」としての技量はお互いに信頼を寄せており、カレニーナから一見無茶で突発的な指示が飛んできてもその場の最適解で完璧に補佐する右腕的存在。また、カレニーナと工兵部隊の緩衝材的な役割も担っており、カレニーナの圧に押されがちな隊員たちの声を代弁して隊長に話を通せる貴重な人物である。