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概要編集

漫画版にのみ登場するエルフ族の女性。当初は「モールド」と呼ばれるファンタジー世界の生物特有の定理を利用した健康術を生業とする組織を運営していたが、その真の目的は「モールド」を研究してそれを完全に操る力を確立し、全ての生物の生殺与奪を握って世界を征服することであった。


「モールド」を完全に操る力を得た後は世界支配を宣言、逆らう者は容赦なく殺害し、果ては見せしめのために一瞬にして大量殺戮まで行ってみせるなど、その絶大な影響力を見せ付けた。しかし、各々の理由から「モールド」の定理から外れた存在であった淳平一行には力を行使出来ず、それが後々付け入る隙を与えてしまうこととなった。

コミカルでどこか憎めない敵役の多い本作の登場人物の中にあって、目的のためには手段を選ばないという、シリアス一辺倒の冷酷非情な悪の首魁として暗躍した。…しかし、そんな彼女であっても「エルフを狩るモノたち」と関わってしまったエルフ女性の宿命からは逃れられず、きっちり脱がされ全裸にされてしまっている。


モールド編集

ドーン・バクストンが発見した、ファンタジー世界の生物特有の「魂と肉体の結び付き」に関わる定理。これを利用することで該当する人物の身体に様々な現象を引き起こせるが、力の行使にはその人物の肉体の一部を媒介として必要とする。これを完全に掌握したドーン・バクストンは、遠く離れた場所に居る複数の人間やエルフを手を触れることもなく爆発させるなど、ファンタジー世界の生きとし生けるもの全ての生殺与奪を握る神の如き絶大な影響力を得た。


しかし、異世界(現実世界)の住人である淳平・愛理・律子、異次元生物のピチちゃんには、当然ながらこの定理は適用されない。また、例えファンタジー世界の住人であっても、既に死亡して元々の肉体を失っていたミケ、キリカが持っていた本に閉じ込められファンタジー世界から隔絶された環境に居たセルシアにも、適用されなかった。


関連タグ編集

エルフを狩るモノたち

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