概要
旧連邦軍によって開発された半機械生物兵器のサイボーグ。並外れたパワーと耐久力に加えてボディ下部のマシンによって重力を操る力を持つ。
主に浮遊状態からビームやレーザーを使用したり、大きな体を生かした独特な軌道を描く体当たりを用いるが、『METROID OtherM』では地面を這ってサムスを突進し、更には耐久力の高いブラックホールを設置する。
ブラックホールは一定時間経てば消えるものの、そのままではビームやミサイルを吸い込んでしまうため非常に厄介。設置されたブラックホールとサムスでナイトメアを挟む様にして攻撃するか、いっそブラックホールが壊れるまで其自体を撃ち続けるのが得策。
プレートによって守られた生体部の顔面を弱点とするが、顔面の装甲を破壊すると六つ目の人間のような顔が現れるという連邦過激派の狂気をうかがわすクリーチャー。
さらに『METROID OtherM』で再登場した際には赤子そっくりの咆哮というプレイヤーの目と耳に精神的ダメージを与えてくるというおぞましい有様で、連邦軍のエンジニアの趣味の悪さが垣間見られる。
『メトロイドフュージョン』ではXの寄生によって暴走。序盤からセクター5の背景を飛び交う巨大な影として登場し、終盤ではエリアの半分を破壊するほどの壊滅的被害をもたらした。
戦いの中で擬態が崩れるのか、顔面の生体部位が腐敗を始め非常に禍々しい様相を醸し出す。
対処の難しさからゲドゥと並ぶ1%クリアの壁でもあり、また『メトロイド フュージョン』全体で見ても手強い難敵。第三形態時の体当たりは誘導するタイミングが極めてシビアで、初動時に被弾してしまうとそのまま体当たり終了まで連続ダメージを受けてしまうことも。
尾に相当する部位に装備した重力コントロール装置は、正しく圧倒的。ミサイルは飛ばなくなり、どんな高度からの着地も造作無く無傷なサムスが小さなジャンプ毎に派手なスーパーヒーロー着地を強いられる程。
最悪高所から叩き落されれば這い上がることすらできない状況で一方的に弾幕の嵐を受けることになる。
さらには前述通りブラックホールを作り出すことでサムスが放つビームやミサイルの軌道を操ることさえでき、攻撃を当てるときにはナイトメアとブラックホールの位置をよく考えなければならない。