概要
AKIRAにおけるナンバーズとは、突出した超能力が認められ、特別に番号を与えられた子供達のことである。
詳細
詳しい設定は断片的にしか描写されていない。
ミヤコによる説明
(4巻182ページ以降参照)
1960年代、名前のない「プロジェクト」が防衛庁に設けられた。
(防衛庁であることや、のちにアーミーが28号の作る爆発を「新型爆弾」と呼んでいることから、超能力を持った人間の軍事利用を目的としたものではないかと思われる。)
はじめはデータの収集・分析を行い、70年代に入ると要素を持つ人物を招集して初歩的な訓練を行うという手探りなものであったが、プロジェクトに興味を持った神経生理学を専門にしていた学者が参加すると、研究は飛躍的に進歩すると同時に過激な実験が行われるようになった。
そして、「塩水を脳の神経細胞に刺入し、電気刺激を繰り返し与えて作り出した変異の因子を遺伝子に組み込んでいく」というやり方が編み出される。
その実験の結果はというと、大勢いた子供達(6巻359ページ参照)の多くは命を失うか精神に異常をきたし去り、力を持った8人の子供が20番台としてナンバーズ入りした。
また、28号より後のナンバーズは、資料や学者の消失により28号までとは別のラボでの開発。
超能力
未来予知や精神感応、念動力による浮遊・破壊、遠視眼、瞬間移動、幻覚攻撃、治癒能力など。
強力なものになると肉体の肥大化、生命と物質の融合、果ては異次元の解放まで引き起こす。
その発祥や存在理由は不明瞭であるが、人類には過ぎた力であることが示唆され、アニメ版では超能力を扱いかねて暴走する人間を「人間の力を得たアメーバ」に例えている。
登場したメンバー(ネタバレ注意)
19号 ミヤコ
20~24号 (名前や、誰が何番なのかは不明) 眼鏡をかけた少女、前髪の長い少女、姿勢のいい少年、髪がはねている少年
25号 キヨコ
26号 タカシ
27号 マサル
28号 アキラ
29(?)~40号 (諸々不明) 1巻の154ページでそのうちの何人かが確認できる。
41号 島鉄雄