CV:前田玲奈
人物
本作の主人公を務める、東方にある貧乏国家「雨の公国」の第四公女。
年齢は巻末おまけ漫画を見る限り15~7歳程度。
4人姉妹の末娘で、スタイル抜群の美少女。砂の皇国に行った際には「ずいぶん胸のデカい姫君だなー」と観衆から言われていた。また、仕立て屋曰く「(女性としては)かなり上背がある」体格らしい。
普段は庶民的で活発な少女で『山猿』と称されることもあるが、式典に出席する際には正装で礼儀正しいおしとやかな女性の振る舞いも熟せる。
「雨の公国」の王家一族は天候を操る能力を持っており、特に「アメフラシ」と呼ばれる雨を降らせる能力に特化している。しかし、幼い頃のニケは王族でありながら雨を呼ぶことができず、血のにじむような修行を受けて雨を呼べるようになり、公国一の歌い手になった過去を持っている。
短い呪文でも鉄格子を一瞬で切断する鎌鼬を起こせるなど、用途は多彩。
その能力を悪用すれば一国を滅亡させることも可能らしいが、現在のニケでは体力が続かないとのこと。
当初は、雨の公国の自治を認めることと引き換えに太陽王であるリヴィウス・オルヴィヌス・イフリキア(リヴィウス一世)の元に嫁ぐも、高慢な彼に腹を立てて反抗的な態度をとっていたが、後にリヴィウスと相思相愛となり自らの意志で彼の元に留まっている。