もしかして
概要
金田一蓮十郎の青年漫画誌での初連載作品。家庭内にそれぞれの問題を抱える須田真琴と藤本菜摘を中心に、女装趣味、偽りの母子家庭、擬似同性愛(レズビアン)、血の繋がっていない家族の複雑な感情、我儘な子供とそれを叱れない親等、シリアスなテーマを扱ったラブコメ作品。
登場人物
須田 真琴(すだ まこと)
本作の主人公。男性である。物語開始時は29歳。ごく普通の冴えない会社員。
8年前に幼くして母親を亡くした崇の為に女装して母親を演じている。オカマ(女装趣味)や性同一性障害者ではないが、男性用より女性用の服を選ぶ方が楽しいなど、女装が趣味に近くなっている部分もある。
女装時は「戸田須真子(とだ すまこ)」と名乗っている。女装時の姿は割と美人で、近所では美人なお母様として評判。モテモテである。そのせいで願わずも男性にモテたりしている。
崇には、須真子が「実は男である」とカミングアウトする機会を窺っている。 菜摘とは女装時に出会ったことで同性愛カップル(百合ップル)としてスタートし、後にカミングアウトを経てようやく異性愛カップルとなる。8巻にて、ついに崇に対してのカミングアウトを成し遂げるが、それ以後も女装を続けるハメになる。
藤本菜摘(ふじもと なつみ)
真琴の会社の同僚で、彼が想いを寄せる女性。経理部所属。会社では「仕事の鬼」と呼ばれており、周囲の人間(特に男性)を寄せ付けない程クールに振る舞う。
眼鏡をかけている時とかけていない時の差が激しい。元恋人の浮気が原因で軽い男性不信に陥る。定期的に甘いものを摂取しないと不機嫌になる。
当初は、真琴を鬱陶しく思っていたが、電車で痴漢に遭った所を須真子に助けられた事をきっかけに、須真子に好意を寄せ、彼女に対しては心を開く。後に須真子=真琴のカミングアウトを経て、異性愛カップルとなる。
「デブ」「食いしん坊」は禁句である。ほんわかしているが、実はSな面も伏せ持つ。
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ニコイチ・・・要約して「2つを1つに掛け合わせる」を意味する用語。