ニャン(ウルトラニャン)
でんせつのふぇりすせいからのししゃ
作品全体の概要については、該当記事を参照。
CV：亀井芳子
物語の主人公。地球と姉妹星の関係にあるネコ座の尻尾にあたるフェリス星出身の宇宙猫。地球とフェリス星との繋がりと、本来の猫の使命を再び取り戻すために、星空とともにやってきた。その際どこかの町の空きビルに不時着してしまう。
劇中では遥か昔、地球とフェリス星はハッピーエネルギーで結ばれた仲であったが、長い年月を経てネコ族、つまりフェリス星からの使者の子孫たちはそのことを忘れてしまった。彼らにその使命を思い出させるためにやって来たのが彼である。
数日後の夜、化け猫騒ぎで化け猫退治にやってきたはるかと偶然出会い、友達になる。その際『ニャン』という名前を付けてもらった。第1作では、はるかの住んでいるマンションではペットを飼えなかったので、猫泥棒騒動後、ユキの家で預かってもらうことになる。
その後第2作ではマンションがペット同伴OKになったので、はるかの家にやってきて一緒に住むことになった。公式設定では人間でいえば22歳くらいである。
赤と白の毛並みに金色のリングが付いた尻尾（ニャンテール）が特徴で、人間並みの知能を持つ。この尻尾を撫でるとリングがひかり、物に命を与える超能力（ニャン・チェン・フォム）を使うことが出来る。主に、物体変化や物を動かしたりする事が出来るのだが、逆に尻尾はニャンの弱点でもあり、尻尾をギュッと捕まえられただけで全身のパワーが一瞬にしてなくなり力が出なくなってしまう。
ニャンが変身した猫の守り神。ニャンが力を込めて巨大化させた尻尾のリングをくぐると変身する。姿は、ニャンの時とあまり変わらないが、通常時のニャンから頭頂部と顔の横の毛が伸び、身体の模様がウルトラマンと同じようなデザインになり、尻尾の先が星型になる。瞳の色も黒から金色に変わる。またカラータイマーの部分はアクセントとして星のエンブレムがついている。第1作は超能力で新しいリングを出現させて変身をした。
変身時の決め台詞は、「クルッと回って、ウルトラ、ニャーン！！」
| 活動時間 | 3分(エネルギーがあればそれ以上に活動する事が可能なので、基本的には定められていない。) |
|---|---|
| 必殺技 | マネキウム光線 |
| ニャンフライト | 空を飛ぶ(最高881km/h) |
| ニャンジャンプ | 跳躍力(最高45km) |
| ニャンダッシュ | 陸上を走る(最高194km/h) |
| ニャンスイム | 水中を泳ぐ(最高41km/h) |
| ニャンドリル | 地中に潜る(最高56km/h) |
| 弱点 | 尻尾 |
必殺技であるマネキウム光線は、腕を招き猫のように組み発射するニャン・チェン・フォムの一種。自動車を一瞬にして巨大なクジラに変えたり（第1作）、大量の魚をこいのぼりに変える事（第2作）が出来る。ただし、かなりのエネルギーを消費するので、ここ一番の時でしか使わない。
