「ああ! 口開いた!?」
概要
仁藤攻介/仮面ライダービーストが新たに手にしたウィザードリング。第28話で初登場。ビーストドライバーにセットすることで強化形態のビーストハイパーに変身することができる。
元はアフリカのニオール文明の遺跡で考古学者の中本治が「ある石の塊」と共に発掘した物で、当時は半分近くが石化していたが仮面ライダービーストハイパーに変身すると本来の姿になった。共に発掘された「石の塊」はそれと同時に表面が砕け、中から「ミラージュマグナム」が現れた。
劇中の新聞記事には「紀元前5世紀から4世紀ごろに造られた」とあるが詳細不明。
外見
ベースカラーはネイビーで、黄色いライオンの顔が中石に掘られている。この顔はビーストドライバーにあるモノとほぼ同じデザイン。額には水色の六角形があり、目と口が赤い。
他のリングにない特徴として口の部分をスライドして開く事ができる(理由は後述)。このギミックのため、ビーストの持つ他のリングの約二倍の厚さがある。
運用
- 強化変身
「ハイパー!」「GO!ハイッハイッハイッ ハイパー!」
ビーストドライバーの右側の「リングスロット」にハイパーリングをセットすると待機状態になり、リングを離す事で「仮面ライダービーストハイパー」へと強化変身する。つまり変身用ではなく魔法リングである。ドライバーの構造上、前もってビースト(通常形態)に変身しておく必要がある(この仕様は平成2期では珍しい)。
- 必殺技
「ハァイパー!セイバーストライク!」
セイバーハイパー
閉じた状態のハイパーリングを「ダイスサーベル」のリングスロットにセットする事で発動。
魔方陣からダイスの目×4種の動物型魔法弾を放つ(4なら16体)。
6の目が出た場合、技名はセイバーハイパー・ヘキサとなる。
「ハァイパー!マグナムストライク!」
シューティングミラージュ
口を開いた状態のハイパーリングを「ミラージュマグナム」のリングスロットにセットして発動。マグナムから強力なビーストキマイラ型魔法弾を放つ。
マグナムのスロットには口を開いたハイパーリングしか対応していないが、当然仁藤は使い方のチュートリアルなど受けていないため使用方法がわからず、キマイラが変身前に言っていた「口を開けて待っているぞ」という遠回しなヒントを思い出してどうにか発動に漕ぎつけた(トップの台詞は初めて開いた時の反応)。
商品化
鏡面獣銃 DXミラージュマグナムの付属品として2013年3月30日に一般販売。
商品名は「ハイパー"ウィザード"リング」となっている。
余談
- 変形ギミックを搭載しているウィザードリングはこのハイパーリングのみ。
- 追加で入手した指輪の内「既に完成していた指輪を手にする」のもこのリングだけである(他のリングは輪島のおっちゃんが作ったり、変化する瞬間の描写があったり、知らない間に持っていたりする)。
関連タグ
仮面ライダービースト ビーストキマイラ ビーストハイパー ダイスサーベル ミラージュマグナム ビーストドライバー
- ハイパーゼクター:ハイパーと名の付く2号ライダーも使う強化変身アイテム。また使用後の姿とビーストハイパーの配色が少しにている。
- サイクロンジョーカーエクストリーム:「だだだだだWが開いたぁ~!しかも中見えたぁ!」
- ゴリライズ:令和に登場した2号ライダーの開くネタ。こちらは変身前に行う。
メテオストームスイッチ←ハイパーリング→ゲネシスドライバー