概要
CV:福山潤
10月15日生まれ。血液型A型。身長167cm、体重50kg。
テイトの親友かつ戦友(ダチ)。軍事や政治家しか認めないといわれる名門オーク家の息子。趣味は料理。
一人称は「オレ」、「私」。幼い頃母親に取り付いた使い魔(コール)の呪いを解いてくれたフラウに憧れ、11歳で家を飛び出し教会の門を叩く。
長い金髪で、容姿がミカゲと酷似しており、テイトも初対面時には見間違えた程だが、性格はミカゲとは正反対でプライドが高く自己陶酔気味。司教試験でテイトのルームメイトとなる。初めは小柄なテイトを「小学生」と馬鹿にしていたが、テイトと過ごすうちに良き戦友かつ良きライバルとなる。
オーク家出身であるがゆえに、帝国軍がミカエルの瞳を奪う際にミカゲの様に殺されずに済んだ。
ちなみに「淑女(レディ)」と呼ぶ年齢の女性が苦手だが(本人はこれを「女性酔い」と呼称)、これは幼少の頃から、父親に大量の見合い写真を見せられ続けたトラウマによるもの(教会を転々としても送り続けられた)。母親とラゼットは平気であるという。
司教を目指す理由はフラウに憧れるほかに、母を苦しめる父を許せないという気持ちもあるようで、司教試験の際に使い魔の誘惑に対して「自分の手で苦しめぬいてやる」とまで言ったほど、父を恨んでいる様子。だが、現在はテイトと出会い、「ハクレンの父がいてくれたから、ハクレンと出会えた」というテイトの言葉により、多少わだかまりが融けた様子。
司教試験合格後はカストル付の司教見習いであったが、現在は王女であるオウカの教育係として王室に仕えており、オウカともテイトを通じて親しくなる。当初は父親の差し金を疎んじ王室に仕えることを拒むが、カストルと共に訪れた施設院での経験を経て、自らの選択がより多くの人を救える可能性を見出せるならばと王室入りを受け入れた。
テイトに初めて送った手紙にはテイトの身の心配について、つらつらと書いていた。フラウには、「オカン(母親)みたいだな」と思わせる内容であった。オウカが無意識にラファエルの瞳を発動してテイトを消滅させようとした際には間一髪のところで登場し、オウカを正気に戻させた。