概要
CV:早見沙織
赤いリボンを首に巻き、同時に髪も纏めているらしい。
その正体は、人間ではなく「ノエルの人魚」という種族。種族特有の能力として顔を自在に変える事が出来、主に人の真似っ子をして遊んでいる無邪気な性格。話すことは出来ないが、美しい歌声で歌い、意志の疎通も可能。
普段は教会中庭の噴水で過ごしているが、ヒレを乾かし変形させることで二足歩行も可能になり、所用の時だけ陸を歩く。また、ウロコは人が口に入れることで、水中でも呼吸できるようになる代物。
人見知りらしいが、テイトには何故か一目で懐く。
その経緯は、カストルと共に彼の家よりやって来たもの。
かつて、ラグス国王暗殺を企む組織に囚われていたところをカストル(シンルー=ハウゼン)に救われ、冷え込んでいたカストルの心を癒し、彼と惹かれ合うようになる。しかし、ラグス戦争終結後に当主の首を差し出すことを求められたカストルの父親が、息子であるカストルを守るために、カストルに変化させたラゼットの首を身代わりにしようとする。ラゼットは自ら首を差しだそうとするが、それを拒んだカストルが彼女を庇い、父親の凶刃によって死亡。目の前でそれを見たラゼット自身も、後を追って自害してしまう。
その後、07-GHOSTの器に選ばれたカストルの力によって、彼と魂を繋ぐ事でこの世に帰り、留まる。
そして今も二人は一緒。カストルの傍に寄り添っている。