CV.玄田哲章
概要
メットを装着しているギラグールに所属している哺乳類研究者。本来の名前は【春の最初の満月の夜に生まれた最初の息子】なのだが、長すぎるため萌から【ハル】という名前を授かった。ギラグールは彼に限らず、生まれた時期、場所などを背景にした長い名をもつ文化を有している。
自身が負傷していた時に、萌と出会い彼女から治療を受けたことがきっかけで、彼女と行動を共にすることになる。
戦闘種族のギラグールの中でも、珍しく冷静沈着であり、純粋且つ公平な研究心と探究心を持っている。
萌や恐竜の赤子「レイ」と長期に渡って行動を共にしていく内に、彼女らにも興味を抱いていく(といっても研究対象として)
ギラグールとフォロル間の長い戦に和平にこぎつけて、お互いが手を取り合って新しい道を進むという決断も考えるようになった。
尚、劇中で「優秀な男だが所詮は爪とぎか」と上司の女科学者に(本人のいないところで)言われているシーンがあるが、「爪とぎ」とは肉食恐竜を祖先にもつギラグールの言葉で「仲間の武器である爪をとぐ者=非戦闘員の科学者・技術者」階級を指しており、戦闘種族であるギラグールの中ではあまり良い意味の言葉ではないらしい(上司の女科学者は設定では狩りでの陽動役から発展した「道化者」という呼称の「創作者・科学者階級」であるため、爪とぎ階級でこそないものの、やはり戦闘員ではなく、あまり他人の事は言えないのだが…)。
ハルという男
一度だけ仮面を外した(というより、ギラグールの恐竜人の素顔を観るために気絶していた時に萌が恐る恐る外した)ことがあり、ラプターのような(というよりカナダのラッセル博士の提唱&実物大模型化もした「ディノサウロイド」ほぼそのままな)素顔を現した。
この後、意識が回復し、返された仮面を装着した後、萌に『あのメットを取って来てくれないか?』とアクションをした。 (このメットにより、相手の言葉を理解し会話をすることができる。つまり翻訳装置である)