海外ゲームデトロイトビカムヒューマンに登場する、デトロイト市警警部補ハンク・アンダーソン×アンドロイドである主人公コナーの腐向け(BL)カップリング。
海外では「“hankcon”」(ハンク(“Hank”)×コナー(“Con”nor)から)と呼ばれている。
概要
人間×アンドロイドという異色のカップリング。
コナーはハンクの相棒に就き任務を遂行するという目的でアンドロイドを取り扱う施設「サイバーライフ」からデトロイト市警へ派遣されたアンドロイド。対してハンクはとある事件がきっかけで荒れた生活を送るようになった53歳の警部補であり、大のアンドロイド嫌いである。コナーがハンクと初めて対面したのもアンドロイドお断りのバーであった。
勿論ハンクはコナーに対し辛く当たってくるが、彼の「液体を舌で舐めて成分を分析する」能力に難色を示しており、対象物を舐めて分析する度に「気色悪いからよせ」と注意してくる辺り、他の人間達とは違って無意識に人間として扱っている節がある。
コナー(プレイヤー)の選択と言動次第では好感度を「敵対」→「中立」→「友情」へと上げることが可能であり、好感度によってコナーへの態度や扱い、そしてゲームのエンディング分岐も変わってくる。
「鳥の巣」イベントの序盤のファストフード店では店主に「そいつ(コナー)置いてくなよ!」と言われた際には「ああ、心配すんな、俺にべったりなんだ」と返す。その言葉通りそのままハンクについて行くと「な?」と店主に自慢する。
対してコナーはハンクに対し敬語で喋り一人称は「私」で「アンダーソン警部補」「警部補」と呼んでおり、任務を円滑に遂行する為に彼と和解しようと行動する。
しかしあるルートでハンク不在の間に変異体に襲われシャットダウン(死)の危機に陥った時「誰かを呼ぶ」を選択すると悲痛な声で「ハンク...ハンク!」「助けてくれ...」と呼び捨て+タメ口になる。普段冷静沈着なコナーのこのいきなりの変貌ぶりに度肝を抜いたプレイヤーも多いだろう。
因みに回復に失敗すると死の間際に床を這いずりながら「ハンク...頼む、助けてくれ!」と叫ぶが、ハンクが帰ってくると「警部補」呼び+敬語に戻る。この時ハンクはコナーに対し「おい、しっかりしろ!」と呼びかけ介抱するが、この台詞を原語版(英語)で聴くと「hang on son!(しっかりしろ、俺の息子!)」と呼びかけている。
コナーがハンクに対しタメ口を使うのはこのイベントのみである。
しかしとあるルートの終盤ではハンクの目の前でも「ハンク」と呼ぶようになり、さらに「ハンク、僕です」と自身の一人称も変化する。
ハンクの好感度を上げ、とあるエンディングまで到達するとエンドロール後に...
後はプレイヤー自身の目で確かめて頂きたい。