概要
「ハンサムエスケープ」とは、アニメ『TIGER&BUNNY』におけるバーナビー・ブルックスJr.の行動である。
第9話『Spare the rod and spoil the child. (かわいい子には旅をさせよ)』のワンシーン。
炎の中で銃を構える虎徹の姿を見て、両親が殺されたときの情景がフラッシュバックするバーナビー。一見、今までどおりのシリアスなシーンだったが、次の瞬間バーナビーは雄叫びをあげながらジャンプ、天井の大穴(事前に起こった爆発によって、もしくは虎徹とバーナビーが突入したときにあいたもの)から飛び出していき、そのままバーナビーが出ないままエンディングに突入してしまった。
だがエンディング後のCパートには、何食わぬ顔で登場。自分の家へ戻ってきており、物思いにふけっていた。
このことについて、ファンのコミュニティで「もしかしてあのまま直帰したのではないか?」との推測が広まった。(その後、公式ガイドブック「HERO gossips」内の『密着ヒーロー48時』にて、本当に直帰していたことが判明した)
今までバーナビーの過去に関わることはシリアスな雰囲気でまとめられていたが、今回のハンサムエスケープについては、あまりにも唐突な行動、それまでの雰囲気とのギャップの激しさのおかげで、視聴者は腹筋を鍛えることを余儀なくされた。
また、上記の推測によりこの行動はダイナミック直帰とも呼ばれることもある。
なお、「ハンサムエスケープ」の由来は、同じくヒーローのブルーローズが敵からの攻撃を回避するモーション「キューティエスケープ」から来ている。