概要
東方Projectに登場する今泉影狼に関連した二次創作的アプローチの一つ。
主に影狼がバニースーツ・バニーガール衣装を着用した様子である。
pixivにおける影狼を含む東方Projectの登場キャラクターがバニースーツを着用した様子については「東方遊兎戯」記事も参照。
影狼は狼(ニホンオオカミ)の妖怪であり、元々「バニー」にみる兎モチーフという動物性とは異なる動物性をもつ存在である。そんな狼な影狼がバニースーツを着るというギャップも「バニー影狼」(または「バニー影狼ちゃん」)の魅力の一つである。
影狼は初登場した『東方輝針城』では迷いの竹林のステージに登場しており、迷いの竹林は遥か昔の「高草群」の旧名時代より因幡てゐのテリトリーであり、今日では配下の兎、妖怪兎(モブイナバ)たちのテリトリーでもある。
また迷いの竹林奥の永遠亭に住まう元月の兎(玉兎)の鈴仙・優曇華院・イナバにとっても迷いの竹林は活動範囲にして人間の里へ薬売りに向かう際の通り道であるなど、迷いの竹林を通して影狼は東方Projectにおける様々な「兎」たちとの接点も持ち得るものともなっている。
「バニー影狼ちゃん」ムーブメント
「バニーガール姿の影狼」は、影狼の登場以後、影狼にまつわる「東方遊兎戯」にも類するデザインアプローチとして想像されることもあったが、2018年にTwitterなどで起こったムーブメントである「#影狼ちゃんに軽率にバニーガール着せる部」などのアクションによって「バニー影狼ちゃん」として一つのジャンルを形成するに至っているという独自の経緯ももつ。
pixivでも同種のアプローチについて、このムーブメントによる「バニー影狼」と、それに限らないバニーガール衣装を着た影狼という二種が並存している。
影狼本人について、二次創作では子供っぽい様子をはじめ比較的大人びた様子やグラマラスな様子で描かれることもあり、さらにバニースーツというボディラインが強調される、ボディラインを魅せる衣装を着用した姿の想像ということもあって「バニー影狼ちゃん」においてもグラマラスに描かれる傾向がある。
その実、影狼は恥ずかしがり屋な一面も持ち、狼の性質が表れる際などについて体毛関係での悩みもあるなどバニースーツという露出の多い衣装を着用するにあたってシャイな影狼本人には思うところや葛藤もあるであろうこともまた、先の動物性の違いに見るギャップとも並んで「バニー影狼ちゃん」の背景やあるいは実際に描かれるギャップとして、その魅力の一つともなっている。
「バニー影狼」の他に影狼が特別な服装を着用した様子を想像する試みとして一つのムーブメントとなっているものとしては「メイド服を着た影狼」というアプローチによる「メイド影狼ちゃん」もあるなど、二次創作に見る影狼の服装への想像には様々なものがある。
pixiv検索例
先述のように影狼については「バニー影狼」のムーブメント以前からのアプローチも並存しているため、各々の次元に合わせて様々な検索方法が考えられる。次のものはその一例である。
ただしいずれの様子においてもバニースーツ・バニーガール衣装という性質上、露出が多くなる、衣装がタイトになるなどのデザインアプローチを含むため、そういった創作が苦手な方は注意が必要である。
関連イラスト
- 様々なバニースーツの影狼 / 自前の毛皮もあわせた影狼ならではのバニーガール