概要
バルジーは、『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場したロンドンバスである。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのバルジー
データ
所属 | ソドー・ロードウェイズ |
---|---|
製造年 | 1957年~1962年 |
来島年 | 1968 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 赤色 |
番号 | BLG1 |
モデル | アソシエイテッド・イクイップメント会社(AEC) ブリッジマスター2階建てバス |
初登場 | 第24巻機関車オリバー |
概要
汽車のえほんの第24巻『機関車オリバー』に登場した2階建てバスである。
車体右側面には、黄色帯にJOIN THE ANTI RAIL LEAGUE(意味:鉄道反対同盟に参加)と書かれていて、左側面には緑帯にRAILWAY BUS(意味:鉄道バス)と書いてあります。
アールズバーグ線付近に突如として現れ、アールズバーグ線に乗るお客を横取りする計画を立てます。その方法は、なんとノース・ウェスタン鉄道所属でもないのに、鉄道バスを名乗ってお客を奪う強引なものでした。バルジーの仕業でお客が少ないダック達は仕方がなく発車しますが、その先の陸橋でバルジーが引っかかっていました。ダック達は、騙されたお客達を助けました。
陸橋の修理中は放置され、陸橋の修理が終わっても反省をしなかったため、ついにはアールズバーグ線脇の野原に鶏小屋にされました。
その時、車体左側側面の緑帯にはBALEFUL RUST(意味:有害な錆)と書かれていました。
性格・特徴
性格は、不機嫌でだらしなく、嘘つきである。
アンチ鉄道主義で、その上お客にも文句を言っていた。
自分が鉄道バスと嘘をつき、アールズバーグ線のお客を奪いました。
陸橋に引っかかった時にダックが上を渡った時は、揺れるたびに泣き喚いた。
結局、陸橋に引っかかっても反省しなかった。
運用
アールズバーグ線周辺で旅客運用をし、仲間の2階建てバスと協力してアールズバーグ線のお客を奪うこともした。
最終的には、鶏小屋になっている。
きかんしゃトーマスにおいてのバルジー
データ
所属 | ソドー・ロードウェイズ |
---|---|
製造年 | 1957年~1962年 |
来島年 | 1968 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 赤色→緑色→赤色 |
番号 | (無し) → BLG1 |
日本版声優 | 郷里大輔→田所陽向 |
モデル | アソシエイテッド・イクイップメント会社(AEC) ブリッジマスター2階建てバス |
初登場 | 2かいだてバスのバルジー |
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、当初は原作と同じ不機嫌でだらしなく、嘘つきであったが、第7シーズンでは心を入れ替えて、復活することになった。
しかし、ニワトリが彼の社内に入り込み、トラブルにはなったものの、エミリーのアドバイスで、野菜売りのバスになり、ボディカラーが緑色になった事がある。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 顔がライト部分が目、ラジエーター部分が残りの顔だったのが、ラジエーターに顔が集約された。
- バーティーの事を小さくて役に立たないと言ったセリフが追加された。
- 原作では1度しか登場しなかったが、上記の経緯から、こちらでは修理され運用についた。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルが主流で、原作モデルは見られない。
関連タグ
アールズバーグ線での同僚
アールズバーグ線周辺の車両
バルジー