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バロネス•フォン•ヘルマン

じごくからのだんしゃくふじん

バロネス•フォン•ヘルマン(Baroness Von Hellman)は、ディズニー実写映画“Cruella”の登場人物。
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私に乾杯。


生地を見て。こういう赤はある?


店はロンドン大空襲から改装しておらず、服を買うべきか避難訓練をすべきかもわからない。改装用の費用は、あなたが横領。スイス銀行に隠してある。口座番号は…32254766。


お礼は負けた者が言うもの。


私の所有地よ。…道路、デザイン、人間、その魂。雇用契約を確認して。


これは……!…またやり遂げたわ。歴史を作るのよ。…1杯やらなきゃ。エステラ、いらっしゃい。


あなたは今は役に立つ。使えなくなったら……ただのゴミ。


他の人はみんな邪魔者。邪魔者を気にかけてたら自分が終わる。私だってそうよ。他人を思いやったりしてたら、溢れるような才能を持ちながら悩んで消えていった幾多の素晴らしい女性と同じになってた。


あなたならブランドを作れるわ。敵を潰す闘争心があるかは疑問だけどね。


その平凡な顔にアイライナーひいても意味ないわ。


概要編集


世界を代表するブランドのカリスマ的ファッション・デザイナー。エレガントだが、ヒステリックで、目的のためには手段を選ばない。エステラの才能に気づき、彼女に仕事を任せるようになる。(disney.co.jpより)


演:エマ・トンプソン

吹き替え:塩田朋子


ロンドンのファッション業界に君臨し、ファッションデザイン会社“House of Baroness”の経営者。性格は冷たく、非常に高慢。3匹のダルメシアン(内1匹は“チンギス”と名前が明らかになっている)を飼っており、「ヘルマン・ホール」と呼ばれる豪邸を所有している。


スタイル編集


『ゴージャス』×『獰猛』の大好きな組み合わせ」だから、ダルメシアン大好き🖤

素晴らしいわ!これで1日遊んでられそう!」だから、スタンガンも大好き🤍


ファッションスタイルは「彫刻的で、ディオールに影響を受け、1960年代風で少し時代遅れ。生地は形崩れしない厚手のタフタ、サテンや美しいシルク(“Cruella”ブルーレイ、ボーナスコンテンツ「衣装の魅力」から衣装担当ジェニー・ビーヴァン氏のコメントより)。」


「自分の色」だと思っているカラーは、ゴールドとブラウン。


自ら主催のパーティーから放り出す気に入らない女は…


・年寄りの女

・ゴールドの服の女

・暗い顔の女

・プードルを連れてる女


でも何より気に入らないのが「自分より注目を集めるファッショナブルな女」。


デザインの善し悪しなどに対する自分の直感をいつも信じている。


いつも薄汚れたバーでピアノを弾いているロジャーは、実は良い顧問弁護士(最終的にはクビにしたが)。


その他に、信頼を寄せている執事のジョン、アシスタントのジェフリー、黒人ボディーガードのジョージと映画本編でも小説版でも名前が明らかになっていないイケメンボディーガードの4名を常に従えている。


きゅうりパックを忘れない仮眠は、常に9分間。


夜の睡眠は2時間。全てを恐怖で支配し、最高のデザインを考え、誰にも邪魔させない。ライバルは徹底的に排除する。同じレベルの人間を見つけられないから仕方ないという理由で、友人はいない。(小説版“Cruella”より)


新聞紙、仮眠の時に使ったきゅうり、眼鏡などの物を投げるシーンが多い事から公式紹介文の通りヒステリックな一面が窺える。


ネタバレ注意編集


パーティーの最中に「娘が自立するまで、少しだけ資金援助をしてほしい」と交渉に来たエステラ(クルエラ)の育ての母親キャサリンを、犬笛を吹いてダルメシアンをけしかけヘルマン・ホールの崖から突き落として殺害した張本人。尤も、「母の事も殺したんでしょ?」というクルエラの問いに「どの人の事を言っているのかしら?」と返している事から殺したのはキャサリンだけではないようだが…。


バロネスは若い頃、財産目当てで年老いた男爵と結婚した。やがて妊娠し、男爵は大喜びの末バロネス(男爵夫人)に男爵家の家宝のネックレスをプレゼントする程だったが、バロネス自身は子供を望んでおらず、自分しか愛せない根っからのナルシストだった為、男爵が仕事で留守中に出産した生まれつき白と黒の2色に分かれた毛髪がたっぷり生えていた娘を執事のジョンに対して「殺しておいて」と命じたのだった。


しかし、赤ん坊を守らなければと思ったジョンは、バロネスの元で働いていたメイドの1人で心優しい女性だったキャサリンに男爵家のネックレスと共に赤ん坊をこっそり託した。「バロネスの元を辞めて、この子と一緒にどこか遠い所で新しい人生を始めてくれないか」と。


キャサリンはその頼みを承諾し、ジョンから「赤ん坊は始末しておきました」と嘘の報告を聞いたバロネスは、仕事から帰って来た男爵に「赤ちゃんは死産してしまった」と伝え、子供を心待ちにしていた男爵はショックと心労で亡くなり、男爵の後継者不在と誰もが思った為、男爵の財産・邸宅(ヘルマン・ホール)はバロネスのものになった。


余談編集

クルエラがゴミ収集車で乗り込んで来た時の大量に繋がれたドレスは、バロネスの1967年の春のコレクション。


バロネスのブランドのコレクションとバロネス自身の服装は、ディオール、バレンシアガ、その当時のヴォーグを参考にしている。


ニコラス・ブリテル(Nicholas Jonathan Britell)氏作曲による自身の名前が入った“The Baroness Needs Looks”という劇中内BGMがある(エステラのHouse of Baronessでの初勤務のシーンにて)。


Black and White Ball(黒と白の舞踏会)が開かれた自宅の名は「イプスウィッチ邸」。


映画パンフレット内のインタビューで「バロネスが全ての始まり」と語っている演者のエマ・トンプソンは、SNSのディズニー・スタジオ公式アカウントのショート動画内で自分がバロネス役として着た衣装の中では“白黒ドレス”が1番お気に入りと回答しており(どの衣装も素晴らしい出来と述べてもいるが)、終盤のヘルマン・ホールの階段を降りるシーンは、1フィートもあるウィッグを被り、片手にシャンパングラス、もう片方の手で3匹のダルメシアンを引き連れ、痛くて大嫌いなハイヒールで滑りやすい階段を降りる大変な撮影だったそう。


また同氏曰く、「(バロネスは)スウェット姿は死んでも見せない。見た目が全て。他に何もない。ハイファッションは見栄えが命」だそう(“Cruella”ブルーレイ、ボーナスコンテンツ「衣装の魅力」より)。


終盤のチャリティーパーティーの飾り付けなどは、小説版“Cruella”によると戦争に勝利する強さを表そうという「バイキングの戦士」がテーマらしく、鎧のようなバロネスのドレスはバロネス自身がデザインしたという設定。


関連タグ編集


disney

ディズニー

クルエラ(映画)

101匹わんちゃん

エマ・トンプソン

塩田朋子


神宮京平ディアボロ:バロネス同様、実のを私利私欲のために亡き者にしようとした。

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