パッションフルーツ
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ぱっしょんふるーつ
トケイソウ科のつる植物の果物を指す。
学名は「Passiflora edulis」であり、英語名の「passion fruit」がそのまま流用された。
和名は「クダモノトケイソウ(果物時計草)」であり、花が時計の文字盤に見えることがその名の由来。
ちなみにこのpassionは「情熱」ではなく、「受難」を意味するが、これは16世紀中南米に派遣された宣教師がこの花をキリストの受難を象徴する形に見立てたことが由来。
卵のような楕円形のつるつるした堅い果皮をもつ果実を作る。熟すと全体が色づき自然落果する。
果実を割ると丈夫な果皮の中に可食部となるゼリー状の果肉に包まれた小さな種があり、スプーンなどですくって種ごと食べる。
果実が落果してすぐに食べることもできるがそのままでは酸味が強いため、追熟させ果皮に皺が出来るようになると酸味が抜けより食べやすくなる。
南国フルーツらしい芳香に富み甘酸っぱい味わい。
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時園
この記事(https://www.fnn.jp/articles/-/697164)があまりにも印象的でしたので、クダモノトケイソウから色々と連想して書いてみました。 トケイソウ科は基本的に害虫ならぬ害草として扱われていること、花言葉、"パッション"の本当の意味に注目して読んでください。 実は自分の中ではパッションフルーツ=クロスエア3591便墜落事故のイメージが強いです。 参考曲 ・現象の花の秘密/平沢進(https://music.youtube.com/watch?v=wHZmpB3egGE) ・異種を誇る「時」/平沢進928文字pixiv小説作品