概要
『超力ロボガラット』の登場人物。
CV:原えりこ
パティの通学用ロボット。元は経営補助ロボット。身長127cm。
ジャンブーのペンチ状のマニピュレーターではなく、五指のそれ。そのため、ジャンブーよりかは後に作られた機体と思われる。
ジャンブーと同様に、劇中では通学用ロボとしては旧式に属しているらしい。幼少期にはパティとよく遊んでいた。
本来経営補助ロボットのためか、数字および確率で物事を判断し口にする(この行動による成功の確率は〇〇%、といった感じに)。また、結構乙女チックなところがあり、あるエピソードではモップをかつら代わりに被って「私、キレイ?」などとパティにたずねていた。
パティーグ・クルット
パティはマイケルとジャンブーの活躍を見て、自分も同様に活躍したいと思い、パティーグを引っ張り出してキウイ博士に改造させた。その結果、パティーグもジャンブー同様にクルットへ巨大化、ガラットへの変形能力を有するようになった。
パティーグもまた、レバーを引いてクルットに巨大化する。その際には「ほとばしるー!」または「ほとばしりますわ~!」と叫んで巨大化。やはりジャンブー同様に、基本デザインはそのままで、直線かつシャープな形状に全体が変化する。また、背中にコックピットハッチがあるのもジャンブー・クルットと同じ。
武器は「やったねトンカチ」。巨大なトンカチで、両方の打面にチョキまたはブイサインが刻まれている。胸部を開き、内部から折り畳まれた状態で取り出す。
やはりジャンブー同様に、この状態ではあまり強くない。そして通学ロボ時の記憶と人格が残っているのもこの状態までである。そしてクルット時には、パイロットなしでも自立行動が可能。
パティーグ・ガラット
パティーグ・クルットが変形した形態。
こちらも、背中のウイングが合わさり、頭部は折り畳まれ、そのままバンザイした状態で上下逆さまに。
そして胸部のコックピットブロック内で、逆さになったパティが「チェンジング・ガラット!」と叫び、変形レバーを引く。
コックピット内で、専用コスチュームを着用し、コックピットブロックが上下反転。クルット時の両腕が両足に、両足が両腕にそれぞれ変形。最後に頭部が出て、「ガラット!」のセリフとともに決めポーズを決めて変形完了する。
やはりこの状態では、記憶と人格が封じられ、自立行動が不可能に。パイロットの操縦のみを受け付ける。
背中に専用武器「パティーグ・アームド・バリアンティ」を装備。ビーム剣「パティーグスライサー」、光線銃「パティーグショット」、クロスボウ「パティーグボーガン(発射するのは、矢の形に固まったエネルギー弾)」に変形する。
あるエピソードでは、ジャンブーおよびカミーグのアームドバリアンティを「貸して!」と強引に奪い、戦いに用いていた。