パールバティー三世
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ぱーるばてぃーさんせい
高田裕三の漫画『3×3EYES』に登場する人物にしてパイもとい「三只眼」の母親。(イラスト右の人物)
先代のパールバティーにしてパイの母親。
本編から三百年前の人物で、物語第三部の精神世界編にて初登場。
顔つきはどことなくパイに似ているが、理知的で優しい性格をしている。
パールバティーだけが持つ「人格分裂」の能力でパイに似た別人格を持っている。
他の三只眼とは違い、マドゥライ含め蔑まれていた弱妖に慈悲をかけていたので彼らに慕われている。
人化の被術者に選ばれていたが、三只眼人化の法の恐ろしさを理解していたためマドゥライと共に逃げていたが、追っ手に捕まりかけたところを八雲とハーンの介入により無事逃れた。
その後、聖地の森で彼らと再会するもシヴァが居所を突き止め襲撃してくるが、彼も同じ人化の被術者だったため「三只眼が人間になることの意味を理解しているのか」と彼に問うなど物怖じせず強い姿勢を見せた。
パイのことは気に掛けていたらしく、どさくさで八雲と一緒にいたパイがシヴァに連れ去られたときは強い動揺を見せた隙に前鬼眼王の部下であるスカ二ヤーに捕まってしまい、そのまま鬼眼城に連れ戻されてしまう。
その後、人格制御装具「シヴァの爪」をはめられてしまったことで主人格を抑えられてしまい、抵抗の少ない別人格に切り替えられたまま人化の儀を進められ、人間になってしまった。
その後どうなったかは不明だが、人間になった以上天寿を全うしたと思われる。
実はパイが赤子だった頃に自分も娘も鬼眼王の手にかかるであろう未来を悲観し、心中しようとしていたところをシヴァに止められ、彼から命の尊さを諭された。彼の優しさに一命を取り留めたことで「三只眼」からは命の恩人と慕われるきっかけにもなっている。
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