概要
飄々とした雰囲気をまとった20代前半の青年で、”黒の読姫”ダリアンの保護者。愛称はヒューイ。貴族でもあるのでディスワード卿(ロード・ディスワード)と呼ばれる事もある。
彼女が封印する魔道図書館「ダンタリアンの書架」の封印を解くことのできる”鍵守”(かぎもり)と呼ばれる存在であり、ヒューイは先代鍵守であった祖父の死をきっかけにそれを受け継いだ。
少年の頃、偶然迷宮図書館に迷い込んでしまった時に出会った少女との約束を果たす為に『ダンタリアンの書架』をずっと探していた。
過去
第一次大戦中は連合国側のパイロットとして撃墜王(エース)になったこともあるが、現在は兵士でなくあくまで「ただの飛行機乗り」だったと自称する。
当時の彼は自信家で血気盛んな性格をしていた。
女性関係
ダリアンを始め幼馴染のカミラ、とある事件で知り合ったジェシカなど異性の知人・友人は多いが、特段恋愛に関するような描写は見受けられない。
また、ダリアンとの関係を知らない人からはロリコン呼ばわりされることもある。
容姿
彼もダリアン同様に原作(漫画も含む)版とアニメ版では容姿が大きく異なる。
原作では金髪青眼の落ち着いた好青年で、服装はイラストによって毎回異なる。
アニメ版(メインイラスト)では髪と眼の色は原作と同じだが、顔付きは少年ぽさがかなり強調されている。強いて言えば童顔。こげ茶のスーツに胸元には赤いタイ、上からベージュのフロックコートを着用。外出時は茶色の丸帽子を被っている。懐には大戦時代に愛用していた拳銃を持ち歩いている。ダリアンとの契約後は右手の鍵を隠す為に茶色の革手袋を嵌めている。
性格もかなり異なっており、原作では辛辣で淡々とした態度が目立つが、アニメでは人を救う為なら自己犠牲も厭わない部分が強調されている。
ちなみに幼少期は、デザイナーの真似事をしていた母親の道楽で女の子の格好をさせられていた。