「ダンタリアンの書架」の主要人物。
幻書の破壊を目的に行動する「焚書官」であり、幻書やそこに記された
禁断の知識に対し深い憎悪のような感情を垣間見せる。
『銀の読姫』にして『壊れた読姫(ロング・ロスト・ライブラリ)』フランベルジュと
行動を共にする。
法衣に似た服を身につけ、先端に香炉を埋め込んだ身の丈よりも長い
巨大な杖を持ち歩いているため、聖職者(神父)と間違えられることが多い。
バリツという東洋の格闘術を使うほか、先述の杖(スルトの災いの枝、災厄の杖)に
幻書を装填し焚きつけにすることで魔力の炎を生み出す。