概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
少年画報にて1954年10月号~61年6月号まで連載が続いたが、作者の河島が肺結核のために30歳という若さで急死。そのあとを、弟子の矢島利一が引き継いで62年7月号まで続けられた。
武内つなよしの『赤胴鈴之助』、桑田次郎の『まぼろし探偵』とともに『少年画報』黄金時代を築いた漫画作品。
あらすじ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
物語の舞台は戦後まもない東京。主人公のビリー・パックは日本でアメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたが、戦争中にスパイの嫌疑を受けた父親は投獄されて銃殺刑に。母親は憲兵に撃たれて死亡。ビリーは親戚のおじさんに引き取られて成長した。そこで仲良くなったのが隣家の研一くんとすみれちゃん。
月日は流れ、靴磨きの研一は麻薬密造組織の犯罪に巻き込まれ、命を狙われてしまう。そこに颯爽と現れたのは、アメリカで私立探偵として成功したビリー。鳥打帽にトレンチコートという出で立ち。
その後も、東京中を騒がせる神出鬼没の窃盗グループ・東京X団や、松波博士が発明したBMガラスを狙う海底ギャング団、両親の復讐を企てる変装の名人・怪猫仮面など、手ごわい敵が次々にビリーの前に現れる。