概要
ベルウィックサーガで登場する女剣士である。
第二章の任務、『山賊討伐』で初めて登場する味方ユニット。クラスは「東方剣士」>「聖剣士」
東方の国イズミル出身だが、カオスという剣士が父であり剣の師匠でもあるコウエンに傷を負わせ家に代々伝わる神剣ヴァジュラを奪ったため、彼を討ち剣を取り返すためにゲームの舞台であるナルウィア地方を訪れていた。そして傭兵をして日銭を稼ぎつつ仇敵カオスの消息を負う日々を送っている。
ゲームを進めていくにつれカオスと度々抗戦するのだが、ヴァジュラの(持ち手に守りの力を与えてダメージを三分の一に減らす)という効能とあまりに開きのある腕の差の所為で度々敗北。そのたびにファラミアという別の同門の剣士(彼女は当初そのことを知らなかった)に救われて漸く己の未熟さを痛感して、本格的に修行をしたのちに本格的にリース率いるシノン公国軍に合流することになる。
ユニット概要
はじめは傭兵として登場し、章ごとにリセットされる雇用金やら戦闘マップに出撃やらで好感度を稼いだ後に上記の二度目の返り討ちイベントが起こる特別依頼MAPのクリアを経て正式加入(タダで出撃可能)となる。また、カオスの持つヴァジュラの防御効果を無効にできるウリドラを装備できる唯一の味方ユニットでもある。(但しカオス自体は他のユニットでも撃破可能)。
パラメーターはとにかく俊敏が伸びる。他のユニットが20超えれば早い方ななかでレベルカンスト時に最低でも25は保障されている。
ならば聖戦の系譜のアイラやラクチェのようなまるで被弾せず波状攻撃で敵を切り刻んでゆく女剣士ユニット・・・かと思いきや、じつはベルサガは幸運や支援などで回避率を上げることが出来ない為ファイアーエンブレムやティアリングサーガに比べてユニットがかなり被弾しやすく、hpと防御がかなり低いこともあって意外に沈みやすいので彼女すら回避は期待できない。(他ユニットの回避はなおさら期待できない)。
但し重要イベントの時以外はHPが0以下になるとファラミアがどんな場所にいても(たとえ出撃させてなくても)回収して戦闘不能扱いで離脱して次の章で復帰してくれるので、HPが0になったら問答無用で死亡し復活手段のない他のユニットよりは多少は無茶が効く。
攻撃面では、初期から持つ連続やCCで習得する流星剣を彷彿させる神舞剣など、手数でダメージを与えていくタイプ。最初は剣技能が低いのでスポスポ外すが技能の成長は高いので終盤はちゃんと当ててくれる。但し筋力が微妙なラインなので、気を付けないとウリドラをもって神舞剣を使っても、宿敵を削り切れないという悲惨な事態が起こりかねない。
総評すると、「決して弱いユニットではないが、壁や削りや陽動などの重要な任務を任せるには心もとないユニット」といったところか。このゲームは防御が硬くて移動力がそこそこ以上あるユニットの方がなにかと便利なことが多いのである。