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センシティブな作品

フェインティア

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ふぇいんてぃあ

STG『トリガーハートエグゼリカ』の登場キャラクター。対ヴァーミス用ヒューマノイドタイプ兵器「トリガーハート」の一機「TH38」(PS2版ではTH44)、及び同機体をヴァーミスが鹵獲、コピーして作成したヒューマノイドタイプ兵器(通称「フェインティア・イミテイト」)。本記事では両方について述べる。

概要

本作にはこの名を持つキャラクターが二人存在する為、当記事では両者を個別に解説する。

敵キャラ『フェインティア・イミテイト』

敵対勢力『ヴァーミス』との戦闘中、自機であるトリガーハートの前に立ちはだかる少女。

その容姿からトリガーハートに何らかの関係があることを窺わせるが、突如として自機に戦闘を挑んでくる。

外部拡張攻撃ユニット群「ファルドット」を所有し攻撃をしかけてくる。他のトリガーハートとは異なり、自身の武器に対する愛着は無い模様。

作中においては1面と3面(Xbox360版では加えて5面)にて特定の条件を満たすことにより、当該ステージのボスを倒した後に戦闘となる。

その正体は後述するオリジナルのフェインティアをヴァーミスが解析して作り出したコピー機体。

解析が不完全である為にオリジナルの力を発揮できず、トリガーハートの持つ固有武装を奪おうとしている。

自機『フェインティア』

PS2版『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』の自機キャラクター。

元々の作品では、単機での戦闘中にヴァーミスに捕縛され、劣化コピー版のフェインティア・イミテイトを生み出すこととなっている。設定のみが存在し、当人は登場しない。トリガーハートナンバーはTH38。エグゼリカクルエルティアのような共同作戦は基本的に取らず、単機行動がメインであったとのこと。クルエルティアとは共同作戦を行ったことがあるため面識があるが、エグゼリカはフェインティア鹵獲後の建造であるため面識がない(この差は、上記「イミテイト」との会敵時の会話に現れている)。

「~エンハンスド」においては捕縛を免れ、エグゼリカらと同様に地球に飛ばされた……という設定になっており、ヴァーミスと更なる戦闘を行う。

作中では地球転送時に本来の装備を失ってしまい、テスト用砲撃艦「ガルトゥース」「ガルクアード」を代わりに所有している。

いわゆるツンデレキャラであり、彼女のショットであるレーザーは一部プレイヤーに『ツンデレーザー』との愛称を付けられている。

自機としては高威力のレーザーと、全自機中最速の性能を持つ。

が、その分攻撃範囲が限定される為、敵弾の多い戦況では扱い辛い。

余談

「フェインティア・イミテイト」という名前はあくまでその容姿からの通称であり、ヴァーミス側でどのような認識名が与えられているのかは明かされていない。ただし、容姿はあくまで「面影がある」というレベルであり、特に武装ユニット類についてはオリジナルフェインティアのそれとは形状が異なる(作中にはこの点については言及がないため、演出内容も含めてオリジナルが"洗脳"されてイミテイトと化している、とも読み取れるようになっている)。

また、元々の作品では「~イミテイト」はオリジナルのフェインティアを鹵獲、解析して生成した物であることになっているが、「~エンハンスド」では鹵獲を免れたため、フェインティア本体ではなく、脱出時にパージされたフェインティアの武装ユニットからの解析生成という形に設定変更されている。

なお、資料によれば、いわゆる「サイズ」は84-56-83。これがオリジナルフェインディアに準拠しているのかどうかについては不明である。素体全長(身長)については非公開となっているが、これは素体状態が無いためと推測される。

オリジナルフェインティアについては、設定資料集「アーカイヴ・アンカー」には──特にイラストレーション周りについては──記述がほとんどなく、実際にどのような姿であるのかは「~エンハンスド」にて初めて明らかになっている。同作では「私服姿」も披露している。

なお、「~エンハンスド」ではフェインティアのトリガーハートナンバーはTH44に変更されている。

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