概要
『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』のシステム面の肝となる能力「ラウルの右腕」の一つ。
「ウルトラハンド」で組み立てた物の設計を記憶し再現する。
十分な素材を用意した上で発動すれば前回作ったままの作品が再構築されるが、パーツの不足分はゾナニウムを消費することで代用可能で、代用部位は明るい緑色になる。代用部品をウルトラハンドで取り外した場合その部品は消える。各地底に点在する廃坑やイーガ団のアジトから設計図、石版を手に入れる事で新しく再現するものが増えていく他、プレイヤーが独自に作った物も最大8個まで履歴を保存することが出来る。
実はこの能力の真骨頂は"組み立ての再現"ともう一つ、"素材の再現"にある。不足したパーツをゾナニウムで代用できると書いたが、これは逆に言えばゾナニウムさえあればいくらでも再現することが出来るという事でもある。勿論アイテムとして取得することはできないが物は使いようで、例えば...
- バクダン花やタル爆弾を掻き集めて全てくっつけた物を設計図として保存すれば、いつでも大量の爆弾を使った大爆発を起こすことが出来る。然るべき数を揃えた爆弾設計図さえあれば大型の敵を場所を問わず一撃で爆殺する事も可能。
- "バッテリーで動くゾナウギア"とは違う、祠の中の謎解きで使う"電気で動く電池・モーター・プロペラ装置"や、水に浮くビート版・玉、チャレンジ専用の非常に軽量な板や柱等、本来ギミック用である素材を使ったものも設計図として保存できるため、祠の外でもこれらの素材を再現することが出来る。特にギミック用の軽量素材は飛行装置の開発に持ってこい。
余談
名前の由来はアナログ時代に設計図の転写に使われていた「青写真」(ブループリント)である。
…このゲームを作った会社が青写真に並ならぬ因縁があるのは単なる偶然ではあるまい。