概要
韓国・NCSOFTが運営するMMORPGをアニメーション制作を手がけるGONZOにアニメ作品として製作した、2005年製作の『BLACK CAT』以来9年ぶりのTBS製作アニメ作品で、圧倒的な打撃感とスピード感が生み出す「舞闘」や、武術と魂が織り成す千年世界で紡がれる「物語」がアジア各国で評価され、現在大ヒットを記録しているオンラインRPG『ブレイドアンドソウル』を題材としたテレビアニメでもある。
監督は『モーレツ宇宙海賊』で総作画監督を務めた竹内浩志と『STEINS;GATE』の浜崎博嗣(コンセプト設計)、シリーズ構成は『イナズマイレブン』シリーズの冨岡淳広、キャラクターデザインは『絶対防衛レヴィアタン』で絵コンテ・演出や『君のいる町』で作画監督を担当した長田絵里、音楽はゲーム本編のサウンドも手がけている岩代太郎がそれぞれ担当している。
また、オンラインRPG『ブレイドアンドソウル』は、2012年に韓国、2013年に中国でサービスを開始しており、日本ではエヌ・シー・ジャパンにより2014年5月20日にサービスを開始する予定である。
キャッチコピーは「その刃は、何を求める-」。
ストーリー
一撃必殺の技を武器に、鮮やかに敵を倒す女剣士アルカ。旅をするアルカの目的は、師匠ホンを殺されたことへの「掟による復讐」だ。
仇は、謎の力「濁気」を操る女、ジン・ヴァレル。ジンは感情を見せず冷酷無比に人の命を奪う魔物のような存在だが、アルカもまた暗殺集団「剣一族」の者として、感情を殺し「仕事」を完璧に遂行することに特化して育てられており、2人は似た者同士であった。
旅の中、3人の女傑と出会うアルカ。歌舞と武術の達人可憐、酒好きで銃マニアのハズキ、盗賊団の女頭領ロアナ。この3人と奇妙な縁で結ばれながら、行く先々で人々と出会い別れるうちに、ホンが残した教えを思い出していくアルカ。
ホンは、ある運命を背負って生を受けたアルカに力の使い方を教える立場でありながら、同時にアルカに一族の掟から開放されてほしいと願っていた。徐々にホンの教えの意味を悟っていくアルカ。アルカのなかで、なにかが変わり始めていく。
(公式より引用)
主な登場人物
主人公達
主人公。暗殺集団「剣一族」の暗殺者で、二本の剣の使い手。無口な性格で、師匠を殺したジン・ヴァレルへの復讐のために行動する。
娯楽場「渡門旅館」の女将。トレードマークは扇子。普段は歌姫だが、それは表側で、アルカの攻撃を止めるなど高い武術が優れており、アルカを暗殺者と知りながら見逃すなど、謎が多い女性である。
女賞金稼ぎ。酒好きな一面を持つが、銃の腕前は高い。アルカの高額な賞金を狙って追っている。
盗賊集団『娯楽党』の女党首。とある理由から「天精」を憎んでおり、ジン・ヴァレルを狙っている。
パラム帝国
裏主人公。パラム帝国に仕える冷酷無比な武人。アルカの仇でもある。
ジン・ヴァレルの配下の妖艶な美女。
無口で唸り声しか話せない大男。
その他
アルカの師匠。ジン・ヴァレルに殺害される。
リン族の魔道士。
リン族の行商人で、混沌した世界を器用に回るはしっこい性格だが、アルカの情報をパラム兵に流すなどあこぎな一面を持つ。