ヘケートとは、『リボンの騎士』に登場する悪魔の娘。生まれにもかかわらず性格はよい。なかよし版のサイドテールにパンツルックというデザインは、現代にも通じる魅力がある。
名前はギリシャ神話の魔の女神ヘカテーの英語読みからだろうか。
概要
CV:栗葉子他
少女クラブ版(メイン画像中央)では、非常に乱暴者であり、心配した父親の魔王メフィストが彼女を女の子らしい、おとなしい性格にするため、サファイアの持つ「女の子の心」を手に入れようとつけ狙う。
なかよし版(メイン画像右)では、ヘル夫人が魔法で作り出した娘で、見た目は可愛らしいがはすっぱな性格。ヘル夫人はへケートを女らしい性格の娘にして、ゴールドランドのフランツ王子と結婚させようと企んで、サファイアを狙う。
TVアニメ版(メイン画像左)では逆に、へケートは魔女としては優しすぎる性格の持ち主であり、ヘル夫人は娘を大魔女にするべく、雄々しさと力強さを与える「男の子の心」を求めてサファイアを標的とする。
いずれの場合も親の心子知らず、子の心親知らずで、ヘケート本人はちっとも変化を望んでいない。
さらに、なかよし版では親の陰謀とは関係なくフランツ王子に恋をするが、彼の心はサファイアにあり、へケートは恋に殉じた悲劇的な結末を迎えることになる。
一方、アニメ版ではサファイアと意気投合、すっかり仲の良い友達になり、最後には人間となって人間の男性と結ばれるというハッピーエンドを迎えることができた。めでたしめでたし。