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概要編集

集英社の少女漫画雑誌『りぼん』にて1995年9月号~1999年5月号にかけて連載された。コミックスは全9巻。文庫版は全5巻。ノベライズ版は全3巻。

こどものおもちゃ』(小花美穂)、『ミントな僕ら』(吉住渉)、『グッドモーニング・コール』(高須賀由枝)とともに、1990年代後半の『りぼん』を支えた。

あまり知られていないが、OVA化もされている。(全員応募者サービスの非売品のため、現在入手困難である)

りぼん2015年6月号には、大学生となったせあら等を描いた読み切りが掲載された。


あらすじ編集

主人公・有須川せあら小学6年生ながら、文武両道で身長160㎝以上の美少女である。

彼女は初恋の少年の言った何気ない一言から、「彼に相応しい女性でありたい」と一途に努力し続けていた。父の海外転勤を機に初恋の少年・瀬戸柊平の家に転がり込むことに成功したせあらは初恋を実らせようとアピールを始めるのだった。


登場人物編集

有須川せあら(CV:笠原弘子編集

主人公。小学6年ながら身長160㎝以上の美少女。

初恋の少年・瀬戸柊平に釣り合うため、『毎日牛乳を吐くほど飲んで4年で40㎝以上伸ばす』、『ナイスバディになるため、バストアップの運動をする』、『勉強も欠かさない』など自分磨きに並々ならぬ努力をし続けている。

父の海外転勤を好機と見て、父の部下である瀬戸家に転がり込んだ。

『目には目を、歯には歯を。好意には好意を、敵意には敵意を』をモットーで、それが時には暴走したこともあった。


瀬戸柊平(CV:岡田達也編集

せあらの(現在進行形で)初恋の人。中学3年で185㎝と長身で容姿も大人びていることから、年齢相応に見られることが少なく、それを密かに気にしていたりする。その長身を活かして、親友の雷と共にバスケ部に所属している。

せあらとは4年前に会っているが、現在のせあらが4年前に会った少女とは気づいていない。



二人を取り巻く人々編集

瀬戸小春(CV:竹内順子編集

柊平の妹。せあらの同居で瀬戸家では彼女と同室にさせられてしまう。そのこともあり、せあらの同居に反対していたためにせあらのモットーと素の顔に初めて遭遇してしまう。自分の弱み(クラスメイトの二階堂亘が好きなこと)をネタにせあらに強く出れないでいたが、せあらの苦悩(自分と仲良くした人は不幸にあう)を知り、やがて和解して親しくなる。二階堂とは両片思いケンカップル)だったが、せあらの機転で恋人になる。せあらの恋を応援し、柊平の言動でせあらが傷ついたときは柊平に抗議したりした。


二階堂亘(CV:小栗旬編集

せあら、小春とはクラスメイト。小春とは両片思い(ケンカップル)だったが、せあらの機転で恋人になる。小春と同じくせあらと柊平の恋を応援する。


恋のライバル編集

司藤雷(CV:真殿光昭編集

柊平の親友で部活も同じバスケ部。4年前に柊平と共にせあらと出会っていて、彼女が柊平に告白している場面にも立ち会っている。せあらがその時の少女で現在小学6年生だと気付かずに、夏休みのラジオ体操に行った際に見かけて一目惚れする

だが、4年前の少女がせあらであることを知ると、その一途さに身を引いて、彼女の恋を応援するなど、潔さを持つ。


仁科綾乃(CV:今村恵子編集

柊平達の同級生。美人で気立てもよく、成績優秀(ただし体育は2以上とったことがないほど(本人談)の運動音痴)。さらにスタイルもいいナイスバディ(せあらは年相応に貧乳)とマドンナ的存在。その人望は同級生が悪い点を1つも上げない程だった(だがコウと別れたときは周囲からヘイトを集めたようで、綾乃は屋上で弁当を食べるなどしていた)。

柊平のことが好きで、1度告白するも振られている。しかしそれは、実は柊平も彼女に好意を抱いていたが、友人であるコウが「綾乃に告白しようと思う」と牽制していたためだった。

柊平を吹っ切るためにコウと付き合っていたが、結局忘れる事が出来ず、また、せあらの登場で柊平への恋心に火がついて、コウと別れた。せあらの恋敵であり、後にせあらに対しては大きなトラウマを負わせる切っ掛けとなる。そのため、読者からは面白いぐらいに嫌われていた。作者自身は「せあらはかわいそうだけど綾乃の気持ちもわかる」みたいに描きたかったらしいが、描いた後で本人も「こいつやな女だ」と思ったとのこと。


堰上コウ編集

柊平達の同級生で友人。綾乃とは恋人同士。

綾乃が好きだったために、柊平と綾乃が互いに思い合っていること(両思い)に気付き、柊平に牽制を掛けた。登場時は綾乃と付き合っていたが、綾乃からまだ柊平を思い続けていることを告げられて振られた。だが綾乃が「コウ以上にいい男なんてそうそういない」と話していたことから、綾乃はコウはとてもいい男だったと認めていた。卒業式では綾乃と今までのことを話して和解し、互いの未来を応援して別れた。


秋山昴編集

以前のせあらのクラスメイト。せあらが好きで、後に彼女と同じ中学校に進学した。だがせあらの想いが変わらないこともわかっていて、内心では二人の仲を認めてはいる。せあらが由希に浮気心が出ていたときは「柊平さん一筋のせあらちゃんが他の男にふらふらしてるなんて信じられない」と言って怒っていた。


篠宮亜梨沙編集

以前のせあらのクラスメイトで女子のリーダー格だった。昴のことが好きで、昴と仲が良いせあらに嫌がらせをしていた。そのことに対するリベンジとして、せあらにバスケ勝負を挑まれて、せあらの実力に圧倒されてプライドを傷つけられて敗北した後、せあらに謝った。


鳴海由希編集

「一途に思い続ける本当の恋」というものを信じておらず、『誰かを一途に思う人』に意図的に迫って恋人同士を破局に追い込むため、「カップルクラッシャー」の異名を持つ。

李真に頼まれてせあらと柊平を破局に追い込むため、せあらに迫るが、接していく内に彼女の真っ直ぐで一途な想いに次第に本当に好きになってしまう。身を引いた李真とは逆に諦めずに二人の仲を引っ掻き回したが、最終的にせあらと柊平の強い想いに負けを認めて身を引いた。


川崎李真編集

高校女子にしては長身で、周囲の男性に「巨人」呼ばわりをされていたため、自分より背の高い柊平に惚れて付きまとうように。恋人の存在を知り、カップルクラッシャーの異名を持つ由希に二人の仲を壊してほしいと頼んだ。しかし、柊平の想いに引き下がった。由希の件ではさすがに悪いと思っていて、せあらに謝るように由希経由で頼んでいた。


余談編集

1997年のりぼんのイベントでアニメ上映され、後に全員応募者サービスとしてOVA化した当作品。実は二階堂亘役の声優として、小栗旬が出演していたりする。


関連動画編集


関連イラスト編集

せあら


関連タグ編集

少女漫画 ラブコメ

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