ペイル・ブルー・ドット
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ぺいるぶるーどっと
無人探査機ボイジャーが宇宙空間から撮影した地球の写真。また、それを元ネタにした、Fateシリーズに登場するサーヴァント「ボイジャー」の宝具。
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計器の目盛りを読む。手紙に書いて電信で送る。届いた返事を日記に書き写す。そんな単調な長い旅路の果て、船長と航海士と機関士、という三名の乗員は、疲れ果ててとうとう電信を送ることができなくなる。そんな時のための、日記を全部手紙にして送れ、という奇妙な指示に、彼らは従う。戻ってきた指示に従い、日記−−航行データサブシステムの制御プログラムを再編成したボイジャー一号は、二〇二四年五月十七日にからくも通信機能を取り戻す。そして迎えた二〇二七年、宇宙線強度と通信系ノイズの異常を検知した彼らは、それが自分の異常によるものか、それとも未知の現象なのかもわからないまま、それを送信する。地球では、そのデータをきっかけに、ボイジャー一号が知性を持つかもしれないマイクロブラックホールに遭遇したことが判明する。人類文明の行く末に大きな影響を与えるマイクロブラックホール観測を継続するため、前代未聞の宇宙探査機補給・改修プロジェクトが実行される。ボイジャー一号は大幅に機能を増強され、人工知能を備えた人類文明の代表者となって未知の世界に乗り出していく。10,000文字pixiv小説作品