『マッサージフリークス』はqureateが2022年8月4日にリリースする予定だったリズムゲーム。2021年秋にインディーゲームブランドから法人化した時には「お紳士様ドッキドキのリズムゲームプロジェクト」と紹介されていた。
翌年夏にタイトルとゲーム内容が発表され、マイニンテンドーストアで予約を受け付けていたのだが……後述の騒動によって発売が無期延期となってしまった。
CERO審査の対象年齢は「D:17歳以上」。
Steamでは2022年8月1日に『ビートリフレ』と改題したうえで配信された。
あらすじ
祖父が経営していたマッサージ店の閉店準備をしていた主人公は、祖父が遺した借金の返済期限が1ヶ月後に迫っていることを知って途方に暮れる。そのドタバタの中で出会った喋る猫のもみじは主人公に秘術を授けてくれた。主人公は秘術「奥義・快感疾走(エクスタシードライブ)」を駆使して凝りと悩みを抱えて店を訪れる来客に応対し、借金を完済を目指すのだ!
突然の発売延期
7月14日に本作が発表された直後から、Twitterでは登場人物の下の名前がアイドルグループ・日向坂46のメンバーの下の名前とことごとく一致すると言う理由で騒動が持ち上がった。qureateでは19日に「人物名の修正を行う」と発表し、公式サイトのキャラクター紹介に掲載された名前が一通り変更されたものの炎上は収まらず、22日に「関係各所との協議の結果」として発売の無期延期・予約キャンセルを発表した。
騒動の発端はお色気要素の強い(一部で誤解されているが、本作は出演が発表された声優の顔触れから見てもアダルトゲームではなく同ブランドの一部タイトルに見られる18禁パッチの作成予定も無い)ギャルゲーで実在の人物を容易に想起させるキャラクター名を使用したことにあったが、(例のあいつらがお色気要素理由に猛烈に批判したこともあって)メーカーや開発者に対する度を越した誹謗中傷も発生しており、22日のメーカー発表では「虚偽の風説の流布、悪質とみなされるSNSの投稿や拡散」に対する法的措置を検討中であるとしている。