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その技はやめろーーーっ


概要編集

猿渡哲也の漫画、タフ・シリーズに登場するキャラクターである。本名は山田マナブ。

通称マナブさんとしてマネモブに親しまれている。作中では、シュート・ファイティング(打撃、投げ、関節、絞めなど、多様な技を組み合わせた総合格闘技)のジムを経営している。


人物編集

常に笑顔な人物で、失礼とも取れかねない発言をした朝昇へもニコニコと対応する懐の深いキャラクターである。ジム指導者でもあるので当然ながら筋骨隆々のマッチョマン。

朝昇の過去編で登場。

東大卒エリートであるはずの自分がチンピラにボコされたという事実に死にたいくらいの屈辱を覚えた彼は、持ち前の完璧主義を滾らせ、肉体的な弱さという「欠点」を克服するために行動を開始する。

今よりも強くなるため、手始めに格闘技の一種であるシュート・ファイティングのジムへの入門を検討した。

そこでジムの経営者でトレーナーも務める山田マナブと対面。

朝昇は「痛いのとか苦しいのは嫌いなんです」「これまで激しい運動はしたことがありません」「それでも強くなれますか?」等々、未経験だから仕方ないとは言え色々と舐め腐った発言を連発。朝昇の無神経な質問にも「はい!なれますよ」と笑顔で答えるマナブさんだった。が、終いに「あなたより強くなれますか?」と問うてきた事で「はい!一生懸命トレーニングすれば私より強くなれますよ!」とニコヤカに返しつつ格闘技に命を賭けているマナブさんは内心で怒りが(密かに)爆発。



「なめてんじゃねえぞ! こら!」 「痛い思いをしないで強くなりてえだと? なれるわけねえだろうが!」



入門初日からの練習を所望した朝昇は、怒れるマナブさんの手でマウント・ポジションから失神するまでひたすら殴られ続ける羽目に。

完全にのびた朝昇を尻目に他の会員と談笑していたマナブさんだったが、ふと床の血溜まりに目をやると、そこには顔面を大きく腫れ上がらせ血塗れになりながらも起き上がり、マナブさんに向かって更なる「練習」を催促する朝昇の姿があった。

その執念が認められたのかシュート・ファイティングには無事入門できたようで、欠点を克服するために日々トレーニングを重ねていく。

最悪の初対面だったマナブさんとも鍛錬の中で良好な関係を築いており、それぞれ「朝田」「マナブさん」と呼び合い、飲食店で酒を酌み交わす仲になった。



その他編集

上記の豹変ぶりはタフ・ネタとして定型になっている。

一見すると横暴にも見えるが、マナブさんは「最初は皆初心者なんだから、しっかり努力すれば誰でも強く『は』なれる。だが、人生を賭けて必死で努力してきた人間を、生半可な気持ちで超えられると思うな!」と言っているのであり、ぐうの音も出ない正論である。初日からスパーリングでボコボコにしたのも、ある意味『格闘技の厳しさ』をこの上なく分かりやすい形で朝昇にレクチャーしており、マナブさんの思惑はさておき朝昇はこの一件で覚悟を決め、格闘技の世界にのめり込んでいくことになった。

同作者の作品『あばれブン屋』でも、格闘技の教本の著者としてカメオ出演している他、「宮本マナブ」なるよく似た人物が登場している。なお、タフ本編では「山田マナブ」というフル・ネームは語られておらず、上記の教本で判明している。

なお、朝田は入門時点で大学卒業済み(と思われる)、かつ運動経験なしというアスリートとしては致命的に遅いスタートだったものの、短期間でプロレスラーを瞬殺できるほどに腕を上げ、のちには世界的な格闘大会に招待されるまでに至っている。このことからマナブさんは作中でも屈指の名伯楽であるとファンからは評価されている。


モデルは総合格闘家の山田学。なお、タフ本編でキー坊が「パンクラスで活躍している強い格闘家」として山田学の名を挙げているため、作中世界にはマナブさんとは別に山田学も存在しているようだ。


関連タグ編集

高校鉄拳伝タフ 猿渡哲也

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