概要
ティアが引き取り世話をしている戦災孤児の少女で、『イース7』の隠れヒロインともいえる存在。
彼女の両親はアルタゴとロムン帝国との戦争で無くなっており、その時のショックで言葉を失ってしまっているが、性格は好奇心旺盛で人懐っこく、身振り手振りを交えたジェスチャーで自分の意思を懸命に伝えようとして来る。
また、自分を引き取ってくれたティアの事を本当の姉のように慕っており、常に彼女にくっついていこうとするなど、非常に懐いている。そんなマヤをティアも本当の妹のように可愛がっており、2人はまるで仲の良い本当の姉妹の様に見える。
当初はアドルの燃えるような赤毛が珍しく、出会って早々、興味津々に接してくるが、後にアイシャのツインテールに何か惹かれる物が有ったらしく、彼女の髪の毛をぐいぐいと引っ張るようになってしまった…。
なお、彼女もアルタゴ公国で蔓延する原因不明の風土病“イスカ熱”の魔の手からは逃れることは叶わず、物語の中盤で発症してしまい、この事が切っ掛けとなり、ティアがある重大な決意をする容認になり、彼女の前から一時姿を消す原因となる。
意識が朦朧とする中でも姿を消した姉のような存在であるティアを探し回る(プレイヤー的にも)痛々しい姿が傲慢な性格だったラウドが改心する切っ掛けになるなど、各登場キャラクターの転機となる重要人物でもあり、エンディングでティアと再会するシーンとそこで起きた奇跡は多くのプレイヤー達が感動したに違いない。