概要
戦艦に乗って宇宙をパトロールするアンドロイドの少女。紫色の髪(?)と低身長、尻尾のように伸びるプラグが特徴的。一人称は「マリオン」。
肩書は「星の守護者」であり、星に危機が迫った際にはその力を使って星を救う。
次元の塔で起きたとある事件によって宇宙空間ごと塔内の洞窟に転移させられたため、「犯人は必ずここにやって来る」という考えのもと、探索目的でやって来たハグレ王国一行を戦艦で襲撃。
戦艦が返り討ちにされると、その実力からデーリッチたちを犯人と断定。船の扉を開いて迎え入れ、「最後の晩餐」と称して料理を振舞ったのち、ハグレ王国へ審判を下した。
デーリッチたちに敗北し審判が覆された後、行く当てのない彼女はハグレ王国へと迎え入れられることに。
しかし「かわいい」「美しい」などの言葉をかけられるとオーバーヒートしてしまうという重大なバグを抱えていることが判明。間違っても「マリオンちゃんかわいい」などと言ってはいけないのである。
同じ機械生命体のブリギットのことは「同輩」と呼んでいる。またマリオンと同様「かわいい」と言われることを嫌がるマオには仲間意識を感じている様子。
超強敵として
エンディング前までに戦える中では間違いなく最強クラスのボス。
数ターンおきに放ってくる「マリオンスロット」の出た目に応じて次のターンの行動が決まるのだが、その殆どが必殺級の威力。
- 太陽:命中率がやや下がるが、攻撃力が激増する上にクリティカル率100%になる
- 流星:敏捷性が上がり、攻撃回数が2回増える
- 金星:超威力の全体攻撃「マリオンメテオ」を放つ
- 月光:小休止して自動回復するが、受けるダメージが増加
特に太陽は、攻撃を食らってしまえばたとえ防御しようが耐性を揃えようが余裕でオーバーキルを食らうという代物。対処には専用の対策がほぼ必須となる。ならばとこたつカウンターをしようものなら、専用対策技の「アンチカウンターレーザー」で焼き払われてしまう。
また、スロットを抜きにしても純粋に攻撃力が高く、雷属性への耐性を用意していなければ簡単にやられてしまう。
なお、彼女との戦闘BGMである「バトルオブマリオン」は、mozell氏がこのゲームのために書き下ろしたものとなっている。
性能
雷耐性を持ち、麻痺を無効化する。
圧倒的な攻撃力は仲間になった際にも健在。「マリオンスロット」の効果は若干変更が加えられているが概ね再現されており、月光のダメージ増加効果も無くなっている。太陽の命中率ダウンも装備で補ってしまえば気にならなくなるため、様々な強化・弱体化を駆使してボスですら一瞬で消し飛ばす火力を叩き出せる。これらのことから「仲間になった後のほうが強い」と言われることも。
ただしMP消費量が多いという弱点があるため、MP回復が必須。
余談
前作「らんだむダンジョン」では、いくつかの装備品説明にて彼女のことが言及されている。
また、彼女を造ったと思われる人物も登場している。