概要
悪魔貴族のハグレ。青のドレスに赤いロングヘアで、頭からは悪魔の角が生えている。
周囲にはオプションとして「トマス」と「マトス」という2体の分体が浮いている。
元々いた世界では、遺産を食いつぶす兄を屋敷から追い出したものの、自分も同じく遺産を消費するだけであったことに悩んでいた。
そんな時に次元の塔へ屋敷ごと転移。腕っぷしの強さを生かし、塔にやって来る冒険者に対して追い剥ぎを行うことで生計を立てようとした。
デーリッチ達に敗北した後、彼女らを殺そうとしたことを死をもって償おうと自害しようとするが、デーリッチの説得により事なきを得、王のカリスマを見た彼女はハグレ王国に参加。
生真面目な性格であり、前述の経緯もあってデーリッチのことを「国王様」と呼び慕う忠臣。なお、現時点でデーリッチをこのように呼ぶのは彼女のみ。
その一方で、デーリッチや王国へ危害を加える敵に対しては容赦が無く、真っ赤な目を開いて怒りを露わにする。
ゲテモノ好きの一面があり、自ら前衛的な創作料理を作ることもあるが、普通に料理する分には美味しいものを作れる。
性能
氷属性に特化した魔法使い。
相手に氷弱点を付与する「拒絶の印」「千年氷のアクマ」は、氷を主軸としたパーティで大いに活躍する。使いやすい全体攻撃の「ホワイトローズ」や、MP吸収+強化技の「ダブル噛み付き」も強力。
また何故か攻撃力が仲間内で最強クラスの数値だが、本人は攻撃力を参照するスキルを習得しない。ただし魔法書や装備によって攻撃力に依存するスキルを使えるため、完全に腐るわけではない。
余談
名前の由来は競走馬「ゼニヤッタ」より。