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概要編集

『ざくざくアクターズ』に登場するキャラクターの一覧。

仲間を追加するごとに出来ることが増え、物語も進むというゲームなので、キャラクタの説明がイコールネタバレにも繋がっているため注意。


第一章編集

壮大な叙事詩の幕開けだった・・・

デーリッチ編集

オープンパンドラ!

ハグレの女の子。将来は左うちわの予定。「~でち」が口癖

辺鄙な遺跡で最初の召喚師が使っていた鍵、「キーオブパンドラ」を拾う。

鍵に備わっていた好きなところへ転移できる力を用いて様々なハグレと接触し、

友達のローズマリーと共に世界中にちらばったハグレのための国を創ると決意。

楽天家で子供らしいが、行動力に満ちている。自然体で情に厚く時にツッコミ役。

勢いにまかせる性格が動物にも受けるのか、ベロベロスや地竜ちゃんの飼い主役。

戦闘では回復魔法を中心に、戦線の維持を担う。ただし本人は前衛希望のようで、途中からは魔法を捨てた虎に変身するスキルも覚える。


ローズマリー編集

さくらんぼ

ハグレ王国を支える女の子。頭がいいが、薬ばっかり作ってる。デーリッチの親友

物語当初からデーリッチの傍に居る女の子。保護者が板についてしまっているのはご愛嬌

デーリッチと共に「キーオブパンドラ」を発見し、ハグレの国作りを手伝う。

経理や財政、国交などまめやかな仕事のとっかかりを行う王国のブレインをしている。

知的で冷静だがそのぶん熱しやすく、明るいデーリッチとで良いツートップを組めている。

時折、悪人を怯ませるほどの威圧を放つこともあるが、仲間を思えばこその凄みである。

後衛のオールラウンダー。炎と氷の全体魔法を素で覚えられる他、強化や回復もある程度こなせる。


ベロベロス編集

犬枕

三つ首を持つ愛嬌のある犬。地獄の出身らしく、向こうでは番犬として有名な種。

もともと人懐っこい性格なのだが、三つ首とハグレという立場から迫害されていた

しかしデーリッチに「可愛い」と評されて嬉しくなり、そのままなつく。

それ以降、ハグレ王国では番犬として門の近くで警備をしている。天職である。

競馬で稼いだりボードゲームが割と強かったりと、愛らしいながらもかなり頼もしい

炎耐性と睡眠無効のスピードアタッカー。後に混乱耐性も取得できる。炎のブレスやHP&状態異常回復も使え、覚えさせる技次第ではいつでも前衛に立てる実力。


ハピコ編集

ハピコはん

天使を騙っていたハーピー。頭も切れるし舌もまわる、性悪女。人情は嫌いじゃない。

お金に困っていたせいもあって手癖を悪くし、盗賊に見世物小屋に売られるところだった。

デーリッチたちに助けられてからは詐欺から足を洗い、真っ当に稼ぐ伝手を探す。

その飛行能力でもって、敵地の偵察や王国の見回り(散歩)なんかもこなしている。

王国が立ち行かなくなったなら、デーリッチでなくローズマリーについていくつもり

飛行キャラらしく、全キャラトップクラスの敏捷性を誇る。

大地属性に超耐性、スタン無効だが、投擲に弱い。

風属性の全体攻撃を持ち、ほぼ先手を取れるので相手の能力を下げる技との相性はいい。後半は超ハイリスク超ハイリターンなスキルを習得可能。


ニワカマッスル編集

男らしさの秘訣

鉱山で働いていたミノタウロス。筋肉が大好きで、漢らしさに磨きをかけるのも好き。

本名を含めて元いた世界の記憶が曖昧で、「にわかにマッスルが出てきたから」と名付けられた。本人は気にしていないらしいが、ハグレの扱いがいかに杜撰かが窺える。

召喚された場所が鉱山だったので働くが、あまりの待遇の悪さに腹を立ててデマを流し、鉱山の資源を独り占めしていた。だが彼の流した噂の、本当の本当は……。

王国入りしてからも、遺跡の拡張を手伝うなど己の肉体を活かす。モーモードリンクの営業も向かい風に負けず頑張っている。一方でしばしば異性にモテないことを悩んだりしているが、仲間への気遣いは上手く、いざというときはその筋肉で味方を守ることをためらわないなど、優しくて男気溢れるナイスガイである。

火に耐性を持ち、敵を挑発する技を覚える。HPの高さが売りで、終盤は防御の効果が強化されるスキルも覚えて壁役として非常に頼もしくなる。一方で攻撃面でも炎属性を得意としており、TP100の必殺技を持つので、アタッカーとしても悪くない性能。


福ちゃん編集

幸運の四葉

ハグレの七福神。運に関してはかなりの力をもっている。常に朗らかで、福を与えてくれる。

デーリッチ達の住処が不運そうだったから、という理由で現れ居付いてしまわれる。

事業が当たるかどうかを第六感で当てたり、子供にプレゼントを配ったりして暮らしている。

成り上がり感が否めなかった初期のハグレ王国に、自信と勢いを確定付けた要因でもある。

皆には黙っているが神様としての格はとても高いらしく、神様会議では位が黒塗りにされている

回復系の魔法使いで氷耐性、沈黙無効。だが必殺技は物理のゴールデンハンマー。状態異常への耐性として運がとても高く、他人にもそれを分け与える。



サイキッカーヤエ編集

センシティブな作品

自称サイキッカーのハグレ。中二病気味で、力が溢れないよう片目を手で覆っている設定

サムサ村の雪だるま落下事件にて依頼を受けていたが、村長に契約を解除されてしまい、途方に暮れていたところをデーリッチたちと行動を共にする。摩訶不思議な超能力の使い手。

SFチックで心躍る冒険が繰り広げられるのを夢見ており、頭の中で何かと闘っている。しかし根の部分は真面目で思いやりがあり、本当に困っている人をそっと助ける優しさも秘めている。本気で自分を尊敬してくれるエステルには、ちょっぴり面はゆい気持ちがあるようだ。

なおステータス画面での名前表示が「サイキッカーヤエ」であるために戦闘画面で一文字はみ出してしまったり、雪乃と遊んでいる最中にオーバーヘッドキックに失敗して拠点の床をぶち抜いてしまったことから体重の重さを囁かれたりなど、弄られ要素にも事欠かない。

相手を麻痺・暗闇などの状態異常にする雷の魔法使い。全状態異常に微耐性を持ち扱いやすい。



雪乃編集

私だけの雪合戦

雪だるまキックというスポーツが大好きな氷の妖精のハグレ。頼もしいなあ私のカタナシュート

遠くから飛来してくる雪だるまを止めてほしいと、サムサ村の村長に手配されていた。

好きなスポーツを通じて同郷の仲間を探していたことが解る。

比較的ハグレてから時間が経っておらず、理不尽な現実から逃げようと躍起になっていた。

王国に来てからは仲間も多く、なによりも雪だるまキックの普及に余念がないようだ。

しかしハグレ王国に自分の店を持とうとはせず、事あるごとに望郷の念に駆られてもいる

彼女が自分の中の未練を振り切ることが出来るのは、一体いつの日になるのだろうか。

氷の妖精ということで氷属性に超耐性を持ち、睡眠・麻痺無効。その分、炎と混乱に弱い。「氷のヴェール」で仲間の炎や氷、睡眠、麻痺の耐性を強化できる。一方で攻撃面では投擲技にダメージボーナスが入る一方、氷属性の技は意外と少ない。かなり変則的なアタッカー。


ジーナ編集

ジーナさん

ローズマリーが提案した武器屋に志願してきたハグレの女の子。クールというより冷めてる

若さに似合わず武器錬成A級のライセンスを持つほど優秀だが、当初は愛想がまるで無く、面接で慣れ合うつもりはない、仲良しが条件なら不採用で構わないなど、取りつく縞が無い。しかしデーリッチのポジティブシンキングのために、そのまま採用されて今に至る。

後に仲間になるアルフレッドとは姉弟の関係であり弟を持つ姉ならではの心境を秘めていて、周囲の人間に弱い部分を見せないよう人を避けている節があった。

しかしながら扱いの難しいレアメタルの加工を可能な限り安値に手配したり、商売仲間兼弟分であるベルとの連携も軽やかになったりと、話が進むごとに仲間内への思いやりが見え隠れしていく。

どうやらデーリッチの見立て通りあまり素直になれないが性根が真っ直ぐな人柄で、気後れなく好意を向けてくる仲間たちに対し徐々に心を開いていってくれているようだ。

クリティカルを宣言し殴る、必殺のアタッカー。強化や敵の弱体等、仲間のサポートを最大限に活用できるならば、中盤以降では数万~数十万ダメージの通常攻撃も叩きだせる。防具を補強して防御力や最大HPの強化など、補助もある程度こなすことができる。


ハオ編集

センシティブな作品

二代目の光の槍の巫女にして、世界樹を実質管理しているハグレ。狩りが得意らしい。

めっきり人がこなくなった世界樹を捨てず、紅茶の神ティーティーと一緒に暮らしていた。

『ゼロキャンペーン』や『召喚士』など大事なキーワードに触れる、始めのきっかけ

人の話を聞かない。顔も覚えない。のびのびとして自由な性格をしている。あと忍者大好き。たとえ親しい人間でも服飾を変えれば見分けがつかない程に、強烈なおバカ。イタコ系蛮族。ただ神を支える巫女としてのスキルは高く、霊を宿したり物事の根本を見据えたりと下地は一流。良くも悪くも田舎っ子っぽく、あさっての方向にふらっと向かっては色々と拾ってきたりする。

槍使いという名に反して、銛の様に槍を投げたりプロペラにして竜巻を呼んだりと実にフリーダム(ただし槍投げ技については頭に「先代式」とついているので、どうやら先代もこんな使い方をしていた模様)。

よって地風耐性を持ち、他キャラの二倍の命中率の高さと防御無効のレーザー投法が売り。自己回復&強化、単体状態異常回復&強化、仲間命中率強化などサポーターとしても優秀。


ティーティー編集

神様とお肉

いつも紅茶の入ったティーカップに入浴している、小さな神様。全裸で入浴は駄目ですよ

異世界から召喚された時から、世界樹の守り神のような立場でハオと共に暮らしていた。

『魔物ゼロキャンペーン』を謳う召喚士協会が訪れた半年後、世界樹に魔物が急増し、また彼女の管理していた大樹が『世界樹』認定から外されてしまったこともあって、生き甲斐を見失っていた。だが皮肉にも、魔物事件直後に開催された世界樹のお祭りは過去最大の観客動員を記録する。

世界樹の事件解決後はハオとともに王国入りし、相談役としてハグレの意見を聞くが、体が小さすぎるので威厳とツッコミが追い付かない

デーリッチに並ぶ回復と援護の要。水、氷耐性、睡眠無効。TPが自動で溜まる。仲間のゲージの回復強化も可能。HPや身体値こそ低いが、サポート能力は全キャラ屈指。


アルフレッド編集

姉弟

↑左の方

ジーナの弟でゴーストハンターをやっている。強い女性に頭があがらない星の下にいる

その昔に憧れた女騎士のようになりたくて、ゴーストハンターになるために家を飛び出した。

今でこそきちんとやれているが、鍛えてくれたジュリアや独り立ちを見逃してくれた姉には、本当に足を向けて眠れない様子。ゼニヤッタの霊魂にラッキースケベしたこともあった。

ニワカマッスルの嘘から出た真である首なし幽霊を追って、デーリッチ達と行動を共にする。

対アンデッド特化したスピードアタッカー。即死、暗闇無効。即死無効は仲間にも付与可能。また、後半対アンデッド技自体を強化する装備により不死者以外にも攻撃力が上がる。


エステル編集

エステル

召喚士であり、ハグレではない。親友シノブと一緒にとある活動を行っている、召喚士協会所属の少女。裏の主人公といっても過言ではない働きをする人物で、かなづち大明神いわくサービスピンク。勉強や研究よりもフィールドワークが大好きな男気と勘の娘。神経質な同僚二人の緩衝材でもある。その体中からあふれる溌剌すぎる元気オーラは、時に仲間の妄想内で臭い台詞をドヤ顔で決める違和感ゼロの任侠キャラとして共有されるが、彼女としてはそんなことを言った覚えは今も昔もこれからもない。しかし後に捏造台詞のうち一つが本当に本人の口から飛び出したりする。

デーリッチ達が南の世界樹を訪れる半年前にハオとティーティーの元を訪れ、魔物の湧き出る穴を封じた張本人だが、それも全てはシノブの実験の延長にすぎず、エステル自身も掌で踊っていたことが解ってくる。本気でハグレと召喚士の溝を埋めるつもりでおり、鬼才を揮うシノブの計画へ徐々に肉迫する。

炎特化の優秀な魔法アタッカー。炎、混乱耐性、沈黙無効。アンデッドにも強い。海中などを除き殆どの場所で大活躍。炎の壁で、味方に炎と混乱耐性付与も可能。


こたつドラゴン編集

もうすぐこたつの季節じゃん

次元の塔に現れる竜人のおちこぼれ。出不精だが有言実行で明日から本気をだしてくれる。

どこぞのグルグルよろしく台本を読みながら現れ、アルバイトのボスとして立ちふさがる

しかし、なんだかデーリッチたちと一緒の方が友達も増えそうだということで仲間になる。

精力的にアルバイトに参加したり、引きこもりならではの視点で喫茶店を発案したりと、結構ふつうに働けている。漫画もたくさん読めるし、ハグレ王国が本気で性に合っている。

なお基本的には怠惰な性格だが、暑い場所に行くにも険しい山を登るにも、ずっとこたつを背負ったまま行動しており、降ろしたほうが楽なのではとツッコミが入ることもしばしば。

素早さが低いため、雑魚戦には不向き。だが、自動回復と防御の高さを活かし、カウンターやスタイル変化を生かせるボス戦で本領発揮。TPが溜まるまでは慌てず騒がず、だらだらと。


ゼニヤッタ編集

優雅なる悪夢

次元の塔の中に屋敷ごと召喚されてしまった悪魔のご令嬢。霊体の名はトマスとマトス。

まだ異世界にいたころ金遣いの荒い兄と喧嘩をして追い出し、仲たがいをしたままハグレた。

お嬢様で金稼ぎの方法は知らないが、幸いにも腕っ節だけは強いため追いはぎを生業に

箱入り娘のため他人を騙したりする機会が少なかったのか、悪魔としてもかなりズレた性格で、変なところでこだわりを持ち生真面目な一面がある。そのため自分の命を拾ってくれたデーリッチに本心から忠誠を誓っており、本当の意味で敬意を払っている。悪魔ってなんだっけ

王国に来てからは塩にぎりを握ったりおでんをつついたりと、箱入り娘だったころとは違う素朴ながらも暖かな日常を満喫している。引き籠りのこたつドラゴンとも交流中。

氷に特化した魔法使い。氷耐性、毒麻痺無効。沈黙に弱く、また素早さと運が低め。

MP吸収&自己強化や全体睡眠、氷耐性低下&バステor即死等、雑魚ボス問わず使いやすい。

なお実用面ではあまり意味がないが、腕っ節が強いということから密かに攻撃力も高い。しかも会議イベントでさらに上乗せされたりもする。


第二章編集

繁栄への道程

かなづち大明神編集

お昼寝妖精

妖精の固定観念を覆すほどにデカい人工妖精。図体だけでなく性格も図太く、包容力がある。

異世界に住むとある妖精の英知を結集し、彼女の性格や知識を忠実に模倣させた代理の神様

基本的に自由な性格で自重しない発言が多く、セクハラが原因で妖精王国から追放された

内心は妖精たちを誰より気にかけており、増長した妖精王国を救うべくハグレ王国に属する。

図体に似合わず思慮深く冷静で、指導者としては一流。でもスケベなせいで全て台無し

コピー元がアレなので手先が器用で、ジーナの手ほどきを受けながらいっぱしに鍛冶をこなすことが出来、またセクハラ発言は自重しないものの、ポジティブすぎる思考から会議で色々と都合のいいエロ解釈をして、難しい提案を結果的に後押しすることが多分にある。

本人は邪心なくただムフフなイベントが欲しいだけなあたり、どことなく哀れを誘いがち

基本能力の高さでは群を抜いており、その有り余る能力値を活かしての雑な大技や庇うコマンドで雑魚の掃討や大技の回避に頼もしい。だが状態異常、特にエロいためか混乱にはとても弱い。


ヅッチー編集

春雷

妖精女王の血を継いだ、強大な魔力を持つ雷の妖精。竹を割った様に明るく、人の心を照らす。親友のプリシラをブレインに多くの妖精を引き連れ、ハグレ王国の近くに妖精王国を建国する。言うなればもう一人のデーリッチであり、実質的に二章の主要人物のようなもの。

とても我が儘で単純な性格だが、王族の血なのか短所を魅力に変えるカリスマを持っている。

かつては人間から得た利益の殆どをマナ温泉の資金に費やし、人間を温泉から遠ざけていた。

だがかなづち大明神に諭されて認識を改め、よりよい国のためにと突如ハグレ王国へ留学。

これは単に気まぐれではなく、他種族の混在するハグレ王国には学べるところがあると踏んでのこと。

デーリッチと無邪気にふざけ合うと同時に、妖精王国のためになることはしっかり吸収している。だが、この無責任な留学をきっかけにして、とんでもない事態が勃発する

大火力の雷を操る。雷技強化、回避率アップなど、ボス戦向きの技メイン。小柄なので体は脆く、風や投擲は苦手。一方で雷超耐性、スタンと麻痺は無効であり、とある超強敵に対してはこの耐性がパーティー生存の要となるほどに噛み合う。


ジュリア編集

隊長

実戦経験の豊富な女性の傭兵隊長。エステルと同じく、この世界の人間。

常に人を護ることを念頭に置く人格者で、正に姉御肌。警察官のコスプレが良く似合う

また、根っから真面目だが同時に体育会系なので、息をするようにギャグをかますひょうきんさも併せ持っており、ギャグ空間では先陣を切ってボケをかましに行く。天然なのかわざとなのかが判りづらい。

弟分でもあるアルフレッドを通じて、トゲチーク山岳地帯の魔物殲滅戦の手伝いを申し出た。

手伝いの内容は、山岳地帯近辺を治める貴族が無知にも送り出した長兄の身辺警護といったもの。殲滅戦自体も三部隊で同時に行う容易いものであったが、結果はジュリア隊を残しほぼ全滅。貴族の長兄を消すために情報操作された殲滅戦の内実は、場違いな強さの古代種が混在していた。

一連の凶事から生還し、息のある同胞と貴族の長兄を護り抜いたジュリアとハグレ一同だったが、傭兵たちは今回の件で故郷に帰るものも多く、ジュリアはそのままハグレ王国に雇われることに。

王国に交番を設置するがハグレ警察ってこれ、どこかのドラマで似た題名があった気もしなくはない。気のせいだと思いたいが、立ててある看板から察するに明らかに故意犯である。また、某海の家では出張で水着の眩しい海上パトロールもやっている。露出にも割と大らかのようだ。

他のキャラより攻撃を受けやすく得意&弱点属性はない。状態異常無効化や瀕死の味方を全員庇う技など、ニワカマッスルより更に防御向けな性能。


ブリギット編集

ブリギット

ハグレ王国の地下に水没した遺跡を管理する人型の魔法ゴーレム。気難しいが人当たりは良い。

それまでずっと機能の大半を眠らせていたが、センサーに異常な反応を感知して覚醒する。

そして管理していたキーオブパンドラの所在を求めて、脅迫状をハグレ王国に送り付けた

古代の歴史に詳しく、魔物の湧く穴やハグレと人間の違いに対して常識を覆すほどの真実を知っている。だが当の本人は千年以上の暇を持て余していて、脅迫状も半分は呼びつける口実でしかなかった様子。剣呑な第一印象の割にはかなり友好的でババデレと評して差し支えない。というかそもそも子守を目的に設計された魔法ゴーレムであるらしく、さばさばした印象からは信じられないくらいに子供が大好きで、幼い心をもつ人間の思考を読むのが上手い。基本面倒くさがりで、浮遊椅子に座ってばかりなのも、世話焼きなお婆ちゃんめいている。当初は地下遺跡から骨董品を見繕って売るつもりだったのだが、子供たちの要望を耳聡く聞き入れ、光の速さで駄菓子屋経営に踏み切っていく。後顧の憂いなど一切感じさせない。

生命ではないため即死無効、さらに浮遊椅子に座ってるからかスタンが無効。投擲技とTP補充に優れる。


ベル編集

ベルくん

幼い頃から港町ザンブラコで育ったハグレで、道具屋を夢見る女子と間違われるほどの美少年。可愛らしく純朴な外見に似合わず海っ子のため行動力に満ちており、男らしさに強く憧れている。

妖精王国の市場侵略を受けた商店街を置いてハグレ王国へ夢を叶えに行くのを、後ろめたく感じていた。地元の励ましになればと、海の男が挑み続けたオオダコを狩りにいく所を、デーリッチ達と合流する。異界に向けて空いた大穴が潮の流れを変えていたと判明し、それを閉じることで港町に活気を取り戻す。

王国入りしてからは道具屋として働く一方で、デーリッチやヅッチーとともに子供同士でよく遊びにいっている。

王国一の常識人。真面目な性格なので男女問わずに大事にされるが、周囲にクウェウリとくっつけられそうになり、マーロウに敵視されて命の危険を感じる場面も。

素早さが高く、アイテムの効果を引き上げる道具のスペシャリスト。技やブーストの追加で更に回復量が増加。相手を状態異常にする技も覚える。


ヘルラージュ編集

秘密結社ヘルラージュ

↑黒い衣装の人。

次元の塔で悪の秘密結社を営む悪の女幹部っぽい何か。根っからの善人で悪事が全く思いつかない。耳年増だったり裁縫が得意だったりと無害。その純情さはかなづち大明神がセクハラを渋るほど。秘密結社は祖父から受け継いだもので、じつは復讐を叶えるための組織でもあるらしい。とりあえずはデーリッチの提案で悪党から闇の売物を頂戴する形で、いわゆる義悪を名乗ることに。

ハグレ王国内では、人造人間(ぬいぐるみ)を売ったりして暮らしている。何かの第一継承者

援護に偏った風の魔法使い。風超耐性、沈黙無効。パッシブで風と魔力にブーストが乗るが、その代償にMP消費が増加。全体回復や特殊なヒールや身体能力ブーストを覚える。終盤、追加された風魔法や仲間スキル、装備品のおかげで凄まじい攻撃力を得ることも。


地竜ちゃん編集

地竜ちゃん

神世に異世界を焦土と化した六魔の一匹、地竜。その赤ちゃん。もっけもけぐごご~

次元の塔の中に流れ着いた巨大なタマゴから孵った、町を一夜で壊滅させるとてつもなくヤバイ竜の仔……のはずだった。

小悪党のはむすけ&ドラゴンが身の程知らずにも持ち出し、勝手に孵化させようとしていた。

本来はかつての凶暴さも受け継がれるのだが、誕生が早まり悪意だけ影となって分離。無垢な赤ん坊に。刷り込み効果でデーリッチに懐いてしまい、以降ハグレ王国は竜をマスコットに飼うことになるのだった。

鈍足を補って余りある物理火力の持ち主。地竜らしく地属性にブーストがかかる一方、相撲のつっぱり連打も特徴的。スタン無効、地に超耐性。爬虫類らしく弱点は氷。

小さな体でもやはり地竜の名は伊達ではなく、同じ大地の眷属である土蜘蛛の操り糸をものともしない。


第三章編集

正義を胸に秘め 互いを見つめ

ミアラージュ編集

センシティブな作品

特殊な魔術を継承する家庭に生まれ、永遠を手に入れた若き天才。ヘルラージュの実の姉。

可愛い物好き。もふもふ好き。妹大好き。

無生物に霊を憑依させてホラーハウスをつくりだし、家畜を浚っては生き血を摂取していた。

神降ろしという高次元の悪魔を憑依させる降霊術を極め、その過程で当時小学生だった精神が崩壊し死亡するも、両親の黄泉帰りの秘術によって現世に舞い戻る。しかし代償として家畜は愚か人間の生き血を啜り、終いには両親をも殺した。故に妹のヘルラージュには仇でもあった。

だが大量殺人は両親の凶行であり、ミアラージュはそれを止めるために両親を殺したのだった。

最大の問題である吸血衝動を高密度のマナが籠った果実のジャムで代用可能と判明、妹と和解する。そして恩返しのためにとハグレ王国入りし、仮装大会の提案の他、土産物の開発に意欲を燃やす。

魔法使いとしてもさることながらその神童ぶりは多岐に渡り、絵を描けば芸術の神であるポッコが激しく嫉妬するほどの出来を誇っている他、後述のちびっ子空手トーナメントでも抜群の技の切れ味を見せる。ただし、ありとあらゆる方面で完璧であり、隙が無さ過ぎるため、動物には嫌われてしまう。それゆえ本人はベロベロスをもふもふできないことにとても悩んでいる

神童の名に相応しく、魔力と炎氷雷風のブースト、経験値取得アップがかかり、使い勝手の良い全体即死や全体ブースト、弱体など強力なスキルが豊富。ゾンビなので炎に凄く弱い。


マーロウ編集

マーロウ

ケモフサ村という名の隠れ里で他の獣人を纏め上げる心優しき勇士。子供離れできないのが欠点で、娘のボーイフレンドであるベルを本気で斬り捨てようとする姿はとても大人げない。

ハグレ王国に依頼をして村近くの洞窟へ誘い込み、退路を断ってキーオブパンドラを奪おうとする。実は過去にあったハグレ戦争の生き残りであり、その心の闇をシノブに揺さぶられ、異世界からハグレを呼び戦争を繰り返そうとする。そのためには異世界を閉じる鍵が邪魔だった。

人を殺すために剣を修め、実際には存在しない子供達の苦しみを開放しようと身を費やしていた。

しかし帝都での最終決戦時に娘のクウェウリに諭されて、世の中の穏やかな変化を共に志すと誓う。憎しみを振り切れば他人想いで実直な人で、若い頃に経験のあった演劇でハグレ王国に人を集める。

雷獣の二つ名を持つ雷の戦士。攻撃力はトップクラス。雷耐性、麻痺無効。使い所が難しい攻撃技やデメリットが多い自己強化技など、クセが強いがはまれば強力。


クウェウリ編集

クウェウリ

獣人界における炎の賢者の血を継いだ女性で、義父のマーロウが大好き。福ちゃんお墨付きの幸運体質

人間への復讐に躍起になっているマーロウ達を憂い、傍観をやめて帝国に攻め入るサハギンを説得。その過程で傷つき、メニャーニャを介してハグレ王国に保護される。

そして一度の失敗にもへこたれることなく、今度は獣人の為にと身を粉にして語りかける。同胞の怨嗟を知りながらも、賢者の血筋からか決して感情に流されず、誇りある意志を曲げなかった。

三章におけるヒロイン的立場で、常識と良識あるよく出来た女性。そりゃあ福も寄ってくるだろう。飾り気のないパン屋を構えたり、ベルを女子と間違えて散歩に呼んだりと、主人公気質を地で行く

炎耐性、混乱無効。炎属性が得意だが、直接ダメージを与えるよりも状態異常関係の技の豊富さが目を引く。単に状態異常にするのみならず、異常耐性を下げたり、逆に味方全体の状態異常を完全予防したりなど、仲間の支援に長けている。終盤は炎氷雷の属性耐性を一気に弱体化させる技も使える。


メニャーニャ編集

遅いです、先輩・・・

帝都最終兵器とまで呼ばれる、若き努力家にして秀才。エステルの後輩で格好のからかいの的。名前が猫っぽいと言われたり、登場早々に猫耳猫尻尾のコスプレをさせられたりなど、事あるごとに弄られる。

異世界からの侵攻に対してハグレ王国に援護を申し出、それ以降は帝都でよく顔を合わせる。

十六歳で士官に上り詰め、敵軍から協会の悪魔と呼ばれ、魔導ゴーレムを国を介さず所持するなど、野望があるようにしか思えない怒涛の進歩を貫く危険人物だが、心身は年相応の少女でしかない。力及ばない所で物事が悪く進み、解決に必死になっている内に自然と肩書が物騒になってしまった。ほとんど吊し上げに近い形で周囲から放任されており、戦争時にも前線を一身に引き受けている。終いには戦争から逃げたハグレの残党狩りにまで駆り出されるが、エステルが際どい所で喰いとめた。真面目で気難しい性分の世話焼き。典型的な仕事中毒で、鬱憤のせいか戦闘時は凶暴になりがち。今ではハグレ王国に客人として休暇入りし、好きな研究に没頭してストレスと責任をほぐしている。

サハギンを畏怖させる高電圧使い。科学と魔法の両立で能力低下無効と三属性に少しの耐性がある。自身の攻撃能力は控えめだが、仲間の物理攻撃と雷属性に対するサポートが強力。


プリシラ編集

妖精王国参謀さん

妖精王国を実際に育て上げた財務の怪物。ヅッチーが笑顔の太陽なら、彼女は厳しさの月。シノブに素質を見込まれ、マナジャムの摂取と魔法鍛錬でもって平均的な妖精の姿を越え、著しく成長した妖精。ハグレ王国とは戦争を通じて真に和解し合った盟友であり、2章最後に仲間に入る約束をしていた。

商売事に関して言えばハグレ王国に追随を許さず、帝国を攻めるエルフを金で黙らす手腕と度胸を持つ。ともすれば無血で全国統一もできそうだが、ヅッチーとかなづち大明神が手綱を握っている。元々は臆病で泣き虫な性格だったが、強くなり自己発現が顕著になった結果、更にヅッチーへ依存するように。そのヅッチーラブっぷりは友情を軽く凌駕して熱狂に近い。

商人らしく長期的で幹の太い考え方で、交易路に水路を追加したりレジャー施設にスケート場を追加提案したりと、他施設ともバランスのいい堅実且つ実利的な視点でハグレ王国に益を授ける。

異界の冬の女神の力を宿す氷の剣士。氷耐性、睡眠無効。特殊攻撃には氷属性使いにとって縁のある、有益なものが多い。ヅッチーのみをピンポイントで強化する技も習得可能。


ドリントル編集

ざくアク

ドリンピア星第一王女。遠い星からやってきた宇宙人であり、ハグレではないがはぐれている。次元の塔で暴れまわる暴走列車とそれを操る宇宙海賊を止めるべく、反乱軍に力を貸していた。

義に厚く弱者を庇う、王女らしい王女様。ユーフォニアという顔の濃ゆいUFOが付き人にいる。故郷であるドリンピア星はコーヒー産業で他の惑星と貿易をしていたらしく、貿易や国交にも明るい。

呼びたい字名を気軽に呼び合い、他種族の入り混じるハグレ王国に真の自由を見出している。ハグレ王国にUFOキャッチャーを設けたり宇宙船と交信したりと、先進的文化を取り入れる。

補助寄りの投擲使い。無重力でスタン無効、投擲耐性。TPの増加が早い。睡眠全体攻撃や防御無視即死技、後衛含む全体強化など頼もしい限り。


柚葉編集

センシティブな作品

次元の塔にて開催される闘技場で対峙するローニン、もといダイミョー。大名でなくダイミョー。曰く、「ダイミョーはローニンのランクアップした姿」だそうで。貧困生活の終点を妄想に夢見る痛い人

剣術や傘張りの内職や板前もできるのに、ひもじい生活から中々抜け出ることができないリアル浪人。少しでも有名になって憧れのダイミョーに近づこうという腹積もりでコロシアムを勝ち抜いていた。闘っている最中に空腹で倒れてしまい、デーリッチがおにぎりを与えたことで半ば強引に仲間になる。

浪人らしく手先は器用で、ハグレ王国では寿司を握って切り盛りしている。傘張りは観光資源

なお、幕府もない世界観でダイミョーを名乗る図太さから察せられるように、まるで空気の読めない性格で、会議の報告でまったく利益にならない話題を沸かせ、ハズレ枠として登場してくる。

背水の陣に極意を見出すピーキーなスピードアタッカー。特殊技もHPが少ないほど強い。地風に耐性も持っている。


イリス編集

ざくアクのラクガキ

輪廻を外れた鬼畜外道を永劫に罰する地獄よりも深遠な『冥界』。そこを纏め上げる冥王の娘

エセ外人訛りで喋る、陽気な悪魔の姫君。実体とは別に本質が別空間にあるという超越存在。

不可避の首飛ばしの鎌を亜空間に持ち、冥界では足元を照らす亡者を踏み殺して闊歩している

単なる悪魔というよりは死神や魔神寄りで、見た印象よりもずっとずっと高次元の純粋悪。好きなことが他人の迷惑と己の野望という、ゼニヤッタとはまるで異なる、なんとも悪魔らしい悪魔

次元の塔と冥界の間に挟まってしまい身動きが取れなかったが、キーオブパンドラの力で解放される。元々無明にして無謬の暗闇である冥界に飽き飽きしており、しかも次元の狭間に囚われたとあって、特に深くは考えずに、もしも脱出できたら景気晴らしにさっくり地上を侵略してやろうと考えていた。だが今では自分を倒したハグレ王国に俄然興味が湧いている。主に下剋上や乗っ取り的な意味で。

ノリの良さを活かしクイズ大会を開く一方で、デーリッチとヅッチーをジャンクフードで誘惑してもいる。だがそのことがきっかけで、冥界は大いなる悪夢に怯えることとなる。

なんにせよ彼女特有の純粋な悪意は、お人よしの多いハグレ王国にとって、良くも悪くも刺激になっているようだ。

冥界の零下を司る氷使い。氷耐性、沈黙、即死無効。素早さが低め。超確率睡眠や氷耐性低下、多段攻撃など、TP効率の良い技が多い。

強力無比なその冷気は、たとえ炎の壁が障害になろうとも彼女の前では意味をなさない。


第四章編集

センシティブな作品

ウズシオーネ編集

待機系女子

海に沈む古代遺跡を(勝手に)改装したリゾートホテル「ドナウブルー」を経営するスキュラ族の少女。艶かしくもおぞましい下半身からいろいろ誤解されやすいが、多才で明るい少女である。

ホテルの団体宿泊券をヅッチーが福引で当てたことをきっかけにデーリッチたちと仲良くなり、水中を自在に歩ける魔法「シオーネバブル」で快適な海の旅を提供する。

いたって暢気な主人格「シオーネ」と、暗い過去を持つ死者「ウズ」の人格を内包する多重人格者。互いに互いの存在は認識しているが、直接のコンタクトは不可能。交換日記の形で意思の疎通を取りあっている。

両人格ともに姉妹思いだが、ウズの方は同性愛の創作にものすごく造詣が深い。ハグレ王国の美男、美男子をみるなり危うい妄想を書き留めて悦に浸っている。当初はBL専門だったのだが、日記を盗み見て茨の道に染まってしまったシオーネを元の道に戻そうと日記内の漫画に女性を登場させたらGLも書けることが判明した。真性の先生である。

王国の一員になってからもホテルの経営は自前で続けており、他に王国からの援助を得て銭湯やお好み焼き屋など、精力的に活動している頑張り屋。

やや燃費の悪い水属性魔法使い。超水耐性。沈黙、睡眠無効。雷に弱い。また水と雷以外の属性魔法は威力がダウンする。通常時は万能型ヒーラーだが、水上・水中ステージでは独自ステータス変化を受け、高威力・高速の魔法を以って無双の活躍をしてくれる


ポッコ編集

ポッコちゃん

本名「サルバトール・ジャッコメディ・ポッコ」

現状確認される中でも最も活気のある東の世界樹を管理する芸術と創造の神。

描いたものを少しのあいだ実物にする力を持っている。また、創作という柔軟な概念を司るためか、デーリッチやヅッチーよりもさらに幼い外見をしている。素になるとなぜか訛る。

本名がやたら長いのでよく省略される。故に「ポッコちゃん」。ポッコちゃん止めよう。な?

活発で競合心ある元気なお子様だが、神というだけあって心根はとても清らかでまっすぐ。真実を見据える確固たる意志を幼さの中に備える。自分よりチビのティーティー様には偉そうだが。

ドーラと言う名の巫女を従者にしているが、ティーティーを支えているハオと違い、ドーラは特異な能力を持たない普通の人間でしかない。そのことを彼女は劣等感を感じている様子であったが、ポッコは全て承知の上でドーラとドーラがつくるオムライスが大好きである。

それでも相互理解の足りなさもあり、似た劣等感を持つ召喚士マクスウェルによってドーラは唆され、その命を欠陥兵器に利用されてしまう。誰も聞いていないコンプレックスを吐き散らすマクスウェルの狂態に目もくれず、ポッコはドーラに向かってなぜ彼女を大事にしているのかそのわけを明言。もはや手遅れと思われる悲劇へと勇敢に立ち向かった。一連の事件の後は改めて見識を深める目的もあって、ポッコはハグレ王国入りを決めた。

ハグレ王国では自由参加型の美術館を開き、個性的な作品を採点制で審査し展示している。また別荘も所有しており、ハグレ王国をよく招き入れている。そこでは絶品のオムライスが振る舞われているとか

サポート技に秀でた風と大地の物理アタッカー。TPチャージ速度が速く、ボス戦で大活躍。描き出したゴーレムが物理、カーバンクルが魔法を防いでくれる。また、全体状態異常回復もできる。


ヴォルケッタ編集

新キャラ!!

次元の塔に迷い込んだ小人たちを救出するためヘルパーさんが雇ったが、余りにも傲岸不遜なためにハグレ王国へと身柄を押し付けられてしまったという、なんとも残念な炎魔法使い

典型的高飛車ツンデレという、色んな意味で弄り甲斐のある娘。

炎魔法の基礎体系を確立した賢者の孫娘で、元の世界では名誉を重ねて子爵の爵位を頂いたとか何とか言ってるが、ハグレ王国には国主やら第一王女やら、そうでなくても各地方の偉い人や実力者が沢山いるため明らかに旗色が良くない。というか相手が悪すぎる。

また、箱入り娘だったのか戯れ交じりの適当な助言にすら真面目に耳を傾けてしまう純情さ、天然さを持ち合わせており常に脇が甘い。拠点の会話でさえ、他者に主導権を取られたりする。そんなこんなで多少偉そうだがそれは明るさの裏返しでしかなく、全然憎めそうにない人物である。

小人の救助の傍らに武勇伝を増やそうと、マグマ地帯に住む凶悪なファイアドラゴン(笑)との戦いを楽しみにしていたが、それはとても激レアなマグマ鮟鱇もといドラゴン(失笑)だったのでハグレ王国の子供の心を鷲掴みにすることができ、機嫌をよくした彼女はそのままハグレ王国に居住を構えることに。ちょろい。

カラー写真を手軽に撮影できる魔法の姿見を元の世界から持ち込んでおり、疑似プリクラをハグレ王国に設置する。心象を絵文字にして写真にデコレートを施すオプションもあるが、ツンデレをこじらせてお嬢様やってるヴォルケッタはそれ故に写りたがらない。ズッ友だょ!

燃やすことだけを視野に入れた、攻撃一辺倒の炎魔法使い。火力を上げるのは勿論、弱点が無ければ炎に弱くし、瀕死になると強化復活して戦線に復帰する。燃やしたがり過ぎである。炎耐性及び魔法全般への耐性持ちだが、エステルと違い防御系の支援が無い点で差別化されている。


クラマ編集

天狗の神様

天界に住まう神の一柱。烏天狗の神である「鞍馬天狗」の名を若くして継いだ、期待の風来坊。

早熟ゆえに言葉足らずでせっかちだが、一本筋が通ったさっぱりした雰囲気のイケメン

次元の塔に天界の一部が漂流し損壊を受けるという大事件の容疑者として他の神から槍玉に挙げられた。天界が召喚された際の「強い風が吹き荒れた」という証言と、事件が起きてから全く顔を出さないといった疑念を解明するため、福ちゃんの指導のもとに風祭神社へと調査に向かい、接触する。

どうやら天狗に伝わる風の術の巻物を奪われてしまったらしく、濡れ衣を晴らすためもあって本拠地の風祭神社に巻物のもう片割れでもって罠を張り、真犯人を待ち構えていたと解る。

そんな一匹狼ぶって他人に助けを求めようと思い立てない未熟な態度を福ちゃんによってたしなめられ、人付き合いを学ぶように諭されてハグレ王国入りする。

前述の通り、実力は確かだがそれ故に頭を下げるのが下手。他者を軽んじているのではなく、なまじ責任や義務を背負えるほどの実力があるからこそ「頼る」という選択肢自体が見えなくなってしまう様子。どこまでも青く真っ直ぐな性格をしている。

本人も神としての自覚はあり、このままではいけないと同性の苦労人であるニワカマッスルやアルフレッドを通じて、自分を立てすぎない世渡りの術を学ぼうとしている。

尚、ハグレ王国ではアルフレッドのバックアップに廻りゴースト予報なるものをしている。有用性や需要の有無を吹き飛ばして、カチコチの黒スーツに黒ぶち眼鏡の彼はインパクト強すぎて腹筋がヤバい

風属性を得意とするアタッカー。キャラ特性で時折再行動が発動する他、TPを最大まで貯めることで数ターン100%再行動可能になるスキルを持つなど、手数で勝負するタイプ。投擲にやや弱い。


シノブ編集

召喚士協会に所属する小柄な外見ながら魔道の巨人の異名を持つ黒衣の少女。

まだ十にも満たない頃から召喚ゲートの研究に関わり、その鬼才を揮う才媛である。

才能が強大すぎてあらゆる局面で意識せずとも人々を幸福にも不幸にもしてしまえるという、なんとも悲しい性質を持っている。良かれと思ってやった努力が周囲を狂乱させ、趣味で触っていた研究が既存の常識を破り捨てる。その様は、正に産まれる世界のスケールを間違えた巨人さながら。

エステル・メニャーニャとは親友で、一時期ともに召喚の研究をしていたこともあった。

ハグレ達を召喚ゲートによって救済することに執念を燃やし、親友達すら突き放してあらゆる手段を講じる中で、ハグレ達の居場所をこの世界に作ろうとするハグレ王国と時に対立していた。

だが、完成した次元ポータルにて帰郷したにもかかわらず再び舞い戻ってきたとあるハグレの決意や、異世界へ旅立つ人々を明るく見送る「ハグレ大祭り」という柔らかい選択肢に触れて己の意固地を自覚。ハグレ王国と和解しようと歩み寄ることを決めた。

しかし、因縁を付けられていたマクスウェルの罠にはまり、数日もの間、魔力と知恵を振り絞り己の存命に費やすことに。そして紆余曲折あり大戦争と大救出劇の末に生還したものの、かつてほどの無茶を単独で出来るような体ではなくなって(巨人が超天才に縮むくらいの差だが)しまった。

だが異常なまでの才覚が多少なりとも姿を潜め、諦めや孤独を止めたおかげで、外見通りの華奢な少女として振る舞えるようになった。敵対した頃は得体の知れなかった冷たい雰囲気も、触れ合えば辛口ながらも評価は公平な性格であり、実は自分の埒外の力にコンプレックスを持っていて指摘すると拗ねたりもする。力に目が行きがちだがとてもお茶目な人柄のようだ。

王国に所属してからは図書館設立や自著出版など知識の普及に余念がないが、一方で漫画にも寛容であり、自ら4コマ漫画を出版することも。他にも植物観察を趣味としており、ビッグモスマリーとの苔キャンプはあらゆる分野を修めたはずの彼女にとって非常に希少な、くたびれた好奇心を鍛え上げられる刺激に満ち満ちた時間であるようだ。

普段のゆったりとした服装では分かりにくいが、実は結構デカい

おそらく独自の技術と思われる手法により、高速かつ効率的に三属性を司る神々を招聘して周囲を殲滅する。召喚士の枠を外れた大魔術師。魔力と魔法回避にブーストが掛かり、魔力のベクトルを知り尽くした故の絶対魔法回避であらゆる魔法から仲間を護ることができる。TPを100消費することでかつての巨人の力を呼び覚ますこともできるが、流石に時計塔で無双していた頃のチートそのものな謎補正値による超物理&魔法耐性は姿を潜めている。

ある局面では大幅に弱体化するが……。


マリオン編集

マリオン

天界の事件をひとつひとつ解決していったその果てに対峙する、星の守護者を称するアンドロイドの少女。かつては神の言葉すら意に介さず、ただひたすらに星を護るためだけに存在していたという。アンドロイドと言っても全くの機械ではなく、外見は生物に似せた有機体で駆動部や内部が機械。髪も伸びるし物も食べるが、どうやら背は伸びないらしい。

混乱を目論んだとある神の陰謀によって自分の乗る戦艦が天界へと引きずり込まれてしまい、当初はその犯人がデーリッチ達だと判断。戦艦を沈黙させた強者への餞として御馳走を振る舞い、それを最後の晩餐として和解の道を厳と断ち、ハグレ王国に審判を下さんとする

しかし敗れた後で、思い違いで命を狙われたにもかかわらず御馳走の続きを食べたがる無邪気なデーリッチを見て、あのような者が治める組織が陰謀を企めるはずがないと認識を改めて態度を和らげる。その後は行くあても無いことからハグレ王国に所属することになる。

星の観測者として造られた経緯からか、人と関わる機会が一切なかったらしく、対人スキル及び耐性が皆無。一度命令されれば融通が利かなくなり、自分の感情を発露させるのすら不器用。

様々な人間と触れ合い、互いの意志を譲り合うことをゆっくり知っていきながらも、デーリッチによって課された友達十人補完計画を履行するため、今日も今日とて頑張っている。

生来の不器用さもあるが、それでも健気にハグレ王国へ溶け込もうとする彼女はとてもかわいい。だが彼女はとても恥ずかしがりやで、かわいいと言われるとショートを起こして自動冷却を始めてしまう。だから幾らかわいくてもマリオンちゃんかわいいと言ってはならない。マリオンとの約束だぞ!

雷耐性、麻痺無効。固有スキルも雷属性が主だが、TP100で発動する「マリオンスロット」は敵の時も味方の時も無茶苦茶な効果をもたらす。高出力な代わりに、MP消費が常に1.5倍と非常に燃費が悪い。


おまけシナリオ『魔王タワー編』編集

ルフレ編集

センシティブな作品

宇宙を旅している途中に宇宙船の救援信号を受信して近づいてみたが、前触れなくそれが爆音になったせいで自分の乗る宇宙船の操縦を誤り、ハグレ王国付近に不時着してしまったという、不運なウサギ宇宙人。一体、どこのスペース何ちゃんの仕業なんだ……。

「GAG(ギャラクシーアドベンチャーズギルド)公認の冒険者」を自称する、一度火がついたら誰にも止められない生粋の冒険女子。獣に近い骨格とモフモフの体毛のためもあり、服を着ることはない様子。見た目は全身ピンクのウサギ。

ウサギっぽいのに一人称は「ミャー」、二人称は「おみゃー」、語尾は「みゃ」または「ぴょん」。猫なのかウサギなのか宇宙人なのか忍者なのか、なんともややこしい口調で話す。B級グルメ大好き。

不時着した先で出会ったドリントルの境遇に冒険の気配を感じ、ハグレ王国に居候することを勝手に決めてしまう。

ちなみに乗っていた宇宙船の莫大な修理代は、王国内でひと悶着起こしたことに責任を感じ不問ということにしている。そのあたり義理堅いが、宿代の話になるや否や修理代を持ち出してローズマリーさえ黙らせるなど、結構したたかな一面も。

本人の期待に反して特に事件の起こらない王国の生活に暇を持て余した挙句、突如降って沸いた「魔王復活!!」のニュースの真偽を疑う暇もなく現場に直行。彼女の冒険心を満たすために、デーリッチたちも付き合うことになる。

真偽はともかく絵本にも描かれた亡き大英雄の名を名乗り、「数々の星を救ってきた」と豪語するその実力は確か。面頬(メンポ)も装束もカラテもないが、その戦法はあからさまにニンジャのような敏捷偏重投擲型戦士。固有の攻撃スキルは相手との敏捷の差に依存する性質を持ち、鈍い相手にはえげつないダメージを叩き出す。防御の低さも裏を返せばTPの溜まりやすさにつながり、連続行動付与や回避付与をしたあとセプクめいた討ち死にでしめやかに次弾を装填できる。スタン無効で、パーティーに同行している時はモンスターからのアイテムドロップ率が上がる。


マオ編集

おかゆミルク(意味深)

砂漠の町・サンサーラに突如として現れた「魔王タワー」の頂点に君臨する存在であり、その実体は六魔が一柱である正真正銘の『魔王』。魔物を新たに生み出し、死せども形を変えて蘇る人類の宿敵。かつてそうであった、いまや如何なる運命にも縛られなくなった一人の女の子

陰謀に晒されて魔王の力を失い滅びつつあった際、とある冒険者たちの手によって救われ強大な魔力を内包するに至った。今ではもう魔物でも人でも魔王でもない、マオちゃんとしか形容しようもない唯一無二の生命体と化している。それでも自ら進んで魔王を名乗り魔物を率いていく姿は正に、淀みきった闇の歴史に燦然と煌めく魔の超新星といえる。

容姿はデーリッチと同年代くらいであり、また子供らしくわがままな一面を持つが、魔王としての威厳を出すために古めかしい口調で喋る。かつては魔王らしく世界征服を目指したが、いろいろあって改心したとは本人の弁で、基本的には無害。改心後の冒険者生活で困窮していたところをイーバという宇宙人にスカウトされ、魔王タワーというビジネスを引き受けることとなった。運営は順調だったものの、ハグレ王国が魔王の元に辿りつくまでは随分と暇を持て余していたらしい。

魔王としての実力は本物で、最初は玉座に腰を降ろしたまま応戦する余裕を見せるほど。戦いが熾烈を極めれば「大魔王球」をその身に取り込み、己の力を覚醒させて本気を出してくる。

その後はハグレ王国の力を認めてパーティーで歓迎した後、王国への留学を申し出て仲間に加わることとなる。拠点では舐められないように威圧感を出そうとするものの、その怒り顔は逆にかわいいと言われてしまう。しかしそれがきっかけでマリオンと仲良くなり、一緒に克服に励んだりしている

常時強化以外の巻物スキルを覚えられない代わりに、専用の「魔王技」を駆使して戦う超高火力アタッカー。この「魔王技」はいくつかのレベルに分かれており、下位のレベルの技を使うことで上位の技に派生していく。炎耐性、混乱無効。また装備品について、武器は特技系のみだが、防具については特技系・魔法系を問わず好きな物を装備できる。


水着イベント編編集

レプトス編集

センシティブな作品

ドンコッコ海底の付近に存在する海底都市リューグーに住む種族「リュージン」の一人。

こたつドラゴンのような竜人ではなく、リュージンという全く別の種族である。不老長命で丈夫な体にもかかわらず薬学に通じており、水中でも一時間は呼吸を止められる。

また、分裂して数を増やすため、見た目は外様からは全く同じにしか見えない。とはいえ喋り方やボキャブラリー、表情、特技などの個性はそれぞれ違うので、コピーというわけでも無い

シオーネバブルの耐久試験がてら海底探索をしていたティーティー一行が怪魚ペコロドンに呑み込まれる形でリューグーに迷い込んだ際、海流が海面に向かうまでの都合三日間、レプトスは観光案内を務めてくれた。

それからハグレ王国の面々と親しくなっていく傍ら、なにやら暗い疑念を抱かざるを得ないリューグーの主アリウープの秘密へと迫っていくことになる。

生まれた町にゆるぎない誇りと愛をもっているからこそ、初対面の出来事に対し偏見や恐れを抱かない、まっすぐで人のいい性格をしている。しかし、性格に裏表が無さ過ぎて隠し事には向いておらず、また種族上オスがいないので、対面すると顔を真っ赤にして走り去っていってしまうことも。

リュージン全員はとある事情により「竜宮振蹴拳」という八極拳によく似た拳法を習得しており、穏やかな性格のレプトスもまたそれは例外ではない。特に近接物理の威力が高いほか、スタン状態の相手には特効ダメージを叩き出す技を持つ。水・炎・氷の三属性に高い耐性を持つが、水棲の種族のためか雷に極めて弱い。


スライミーズ編集

運ゲースライム

アイドルを目指すスライム三姉妹。どう見ても同じスライムから生えてるが、姉妹である。

ボーカルのドロリッチ、エアドラムのネバーニャ、ハーモニカのプニーニョの三人組。

夢への情熱は本物だがドロリッチの音痴が破滅的で、周囲を大混乱に陥れる。

懲らしめて音痴を自覚させても夢への前向きさを捨てたりはせず、真摯に歌の練習を続けている。

そうしてまたどこかで、罪のない人々が、罪の意識のない音波兵器によって傷つくのである。


リリィ編集

この世界におけるハグレの中の一大勢力であるエルフ族を率いる女王。ひねくれた性格ではあるが、一族の長として勢力拡大を常に考えている。

シノブが用意した相互ゲートからやってきたエルフを取り込んでその勢力を拡大し、獣人やサハギンらの勢力と連合を組んでいたが、プリシラの交渉によってエルフ王国は静観に回る。なお、これがきっかけでプリシラには非常に苦手意識を持っている。

その後もハグレ大祭りの開催に関わったり、その後の戦争では窮地に陥った妖精王国に慈悲を見せたり、魔王タワー攻略においても全面的に協力してくれたりと、なんだかんだでハグレ王国には好意的。

ちなみにオセロは二段の腕前で、自分用のオセロ盤も持っている。


その他の登場人物たち編集

ギガース山賊団編集

兄貴と弟分(サブ)の二人組。てこてこ山でハピコを捕まえ売り飛ばそうとしていたが、デーリッチ達にコテンパンにされ、さらにはローズマリーの一睨みであっさりと退散するなど、典型的な小悪党。

その後は次元の塔にて闇取引の相手であるダークウィザードに率いられるように三人組での行動となるが、今度は秘密結社ヘルラージュと因縁を持つことになる。ダークウィザードは山賊二人よりも格好をつけて振る舞うが、どこか間抜けな面も目立つ。

一章、二章、三章ではそれぞれ山賊団の名前ともども明確な登場シーンがあるのだが、実は四章でもモブキャラとして登場しており、全章皆勤を果たしている。


ヘルパーさん編集

アクターズならくがき

次元の塔を管理する、赤いベレー帽を被った女の子

管理とは言っても入口前で塔の基本ルールを説明してくれるだけで、詳しい仕組みは本人にもよくわかっていないらしい。またハグレ王国には腕試しの場として案内する一方で、塔内で起きた事件の解決を依頼することもある。

ちなみにレベルは100を超えているそうだが、支援魔法しか使えないので一人旅はできない、とのこと。あまりにも敵の弱点に詳しいことから、実は作者じゃないかという噂を聞くとか聞かないとか…。


はむすけ&どらごん編集

アクターズならくがき2

小生意気な良くしゃべるハムスターと、無口で目の死んでる竜のツープラトン。

ザ・小物。起こす悪事もメンタル的な意味でも。それゆえ憎めない無法者といえる。

身の程を弁えない行動原理でもって、今日も伸び伸びと無責任に生きていたり。

あと海ではこのハムスター、サメにも乗ったりする。案外顔は広いのか。

とあるイベントにてプレイアブルキャラとして、ほんの一時期仲間にできたりする

こいつらをうまく使いこなすかによってはイベント難易度が大きく変わる。


キャサリン編集

【ざくアク絵】キャサリン

ミアラージュが人間大の人形に霊魂を憑依させて創りだした、片目を包帯で覆っている女の子。

なお王国入りしてからは争い事には関わらないものの、最初は敵として対峙していた。

経緯はどうであれ、未練を振り切り成仏するためにもう一度現世を見せてくれているミアラージュに敬意を抱いており、彼女の家族だと名乗ることをためらわず、毎日を感謝して暮らしている。ただしミアを思うあまりに独断専行することもしばしば。

ハグレ王国に入ってからもミアの隣を離れることはなく、土産物屋で主にコックとして働いたりと忙しい。その愛情は一方的ではなくミアラージュにも確かに伝わっているので、本当に幸せなのだろう。


宇宙海賊ハンサムソード編集

センシティブな作品

いい年こいたオッサンだが、こじらせたピカレスクロマンで宇宙海賊なんかを創り上げた。

心はいつでもティーンエイジャーなので、恥ずかしいことなどどこにもないのである。

しかし組織名があまりにダサいため、構成員は名前を読み上げただけで重傷を負ったりもする。

実力やリーダー性は本物で無法者を纏め上げるために多少バブリーでも悪行が必須だったと供述。

ハグレ王国に負けてからは要求を聞き入れてボランティア団体へと姿を変えいい汗を流している。


リューコ編集

次元の塔6層の闘技場、決勝戦の相手。こたつドラゴンと同じ竜人だが、彼女は炎の力を宿す。

普段の姿は人間とあまり変わらないが、本気を出す時は竜そのものの姿へと変化する。エリートを称するだけあって実力は非常に高く、闘技場のルールでは8人までパーティを組めるにもかかわらず、たったひとりで決勝まで勝ちあがってきた

かつてこたつドラゴンを苛めていた過去があり、闘技場で再会した際にも徹底的に罵る。しかしこたつドラゴンのみならずハグレ王国までもを侮辱してしまったことから彼女の逆鱗に触れてしまい、怒りの猛攻を受けて敗北を喫する。その後は口の悪さは変わらないものの、印象を改めた様子。

ストーリーでの出番は闘技場のみだが、エキシビションマッチで再戦可能なほか、ポッコの持ち込み芸術審査でこたつドラゴンが作品を出展した時はさりげなく審査に参加して高得点を付けて帰っていく。


ヴォルケットン編集

ヴォルケッタの真似をしている豚。よく似せた服を着ているが、豚は豚である

なんでも彼女に憧れて、彼女になりたいがためにハグレ王国に近づいたのだという。

その身の程を知らなすぎる態度からヴォルケッタの逆鱗をごりごりとヤスリで削っている。

使用技は一応炎属性が多いが、一番の特徴はふくよかな肉体を活かしたフライングボディプレスと、真似元とは似ても似つかない。


ちゅー納言でんでこ編集

でんでこ

神々の一柱。福ちゃんと同じく神様のまとめ役である七福神を担う、カリスマ溢れる鼠の神。気風のよくノリがある性格で、臣下の鼠たちとの信頼もハグレ王国に劣らない程に厚い。

その昔は鮭弁当をつくって神様たちに振る舞っていたが、弁当に異物を混ぜられ信用が失墜。誰も言い分を聞いてくれなかったため持ち直すこともできずヤクザじみた悪事に手を染めていた。しかし福ちゃんの采配によりもう一度お弁当を作れるようになり、今では大きな恩を感じている


マクスウェル編集

マクスウェル

物語序盤に名前だけ出て、そこからまともに話題に上がることもなく破滅していった召喚士くずれ。

破滅した末ハグレ王国の前に立ちふさがるが、こじれた劣等感を燃やしているだけである。

その正体はシノブという怪物じみた天才を嫉妬するあまり人生の坂道を転がり落ちた凡人

打てば響く天中殺で哀れなほど小物だったが、それを必要以上に自覚してしまった。数えきれない数の人間を陥れ、殺し、ついには自分自身と向き合うことすらできなかった。その心根は幼いころから、誰も自分の努力をほめてくれないという孤独や不安に覆われていた。

福ちゃんの言葉を借りれば泥にまみれながらも人に囲まれて努力を重ねていれば大成したらしい。

ある意味ではハグレよりもずっと「はぐれた」存在だったのかもしれない。


ピンクさん&にゃーにゃちゃん編集

マナジュース

体格も声もでかくて力強いピンクさんと恥ずかしがり屋でつんけんしたにゃーにゃちゃん。

シノブの空想の産物であり、現実には存在しない。親友二人によく似た、頼もしいお友達。

しかし実際には居なくても、シノブの心の支えになってる時点で彼女達は心の中に存在している。擬人化した理性や良識とも違う。他人に見出した自分にはない暖かさが心を励ましているのだ。

シノブにとってはいつでも見守り微笑んでくれている。なぜなら二人は親友がくれた勇気と優しさだから


タワーの女神編集

魔王タワーに現れる女神さま。ロリ二十歳。その実、タワーに出没するだけであり、本質的には夢を司る女神さまでもある。頭のタワー込みで160㎝を自称しており、それが彼女のプライドの高さでもある。

夢の結晶というアイテムを用いることで、人々の夢意識をある程度まで自由に切り貼りできる。仮想世界をつくったり、実際の体に才能や体験を芽生えさせたり、夢の中の登場人物に抗えない役割を与えたりもできる。

しかしながら女神とはいったものの人格者とは呼べそうもなく、夢という本能的で都合のいい概念を司るせいなのか、単に性根が腐ってるのか、刹那的な思考をしていてコンプレックスを突っつくと何をしでかすのか解らない。

特にムチムチバディと高身長に対する憎悪はもの凄く、私怨と視野狭窄で予めのプランを自分の手で台無しにしてしまうこともあったりする。


ぽてと君編集

ぽてと君

かの冥王にも並ぶとさえ言われる公爵級の魔神が備える負のオーラを纏った得体の知れない何か

野菜を食べない子供に野菜を食べさせようと、ローズマリーが創った着ぐるみ。だった筈

色づかいやデッサンが狂ったことで狂気を滲ませる風貌になり、野菜達の怨念を吸って魂を得た

悪魔を鎧袖一触するほどの魔力を備え、その不気味な声たるやイリスでさえも慄かざるを得ない

ってかそもそもポテトはデンプンだらけで、どちらかといえば野菜じゃなく主食――おや誰か来たようだ。


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